Chris Botti & Sting - La Belle Dame Sans Regrets
<音楽が出ます、音量に注意>
盛岡の高島屋さんで、ランチしながらの話
HUG me (はぐみ) iwateという地元の雑誌の編集長と逢った。
早めに行って鍋焼きうどん。
「熱いですからお気を付けください、どうぞごゆっくり」
鉄鍋の取手を開いて蓋をとる。
ふんわり湯気で、スマホが霞む。
鍋焼きうどんには餅が入っている。
手造りの餅は、のび~る。
チーズと一緒に巾着に入っていて、クリーミーな味わい。
うどんもコシがあり美味しい。
半分ほど食べて待合わせの頃。
久し振りに逢う編集長は「お汁粉」
この餅も、のび~る。
元気そうだ。
3年目を迎え、
「はぐみ」の新しい門出を考えていた。
たかが雑誌、されど一冊へ込めた想い。
発行までの葛藤。
お汁粉の箸を休めては、話す。
一冊を産み、それを買っていただく方への感謝。
それは、出版に関わる人達に共通の想い。
「売れる売れない」ではない。
が、そうは言っても売れないと困る現実。
大手の出版社が半分売れればペイするという話とは次元が異なる。
伝えたいけれど「売れない」は、赤字で継続が途絶えるだけではない。
発行しても思い描いた人達に伝わらない事になる。
今日はランチより、おやつ時間になって混みあってきた。
カフェでも飲食店でも何の世界でも売れないと始まらない。
雑誌も手に取ってもらうためには、表紙や巻頭がものを言う。
メディアで取り上げられても結局は、
読み手に取って味わいがないと次はない。
作り手は、一生懸命に悩み、考える。
サラリーマン時代は分かっているつもりの絵にかいた餅。
決してサラリーマンが楽だと言っているのではない。
大変だった記憶しかない。
払ってもらう金額に見合う物を産み出すのは、また違う世界。
2時間半近く話したが、自然に笑えてくつろいだ。
それは相似の課題を抱えた仲間だからだろう。
お汁粉の味見をすればよかったなあ~(笑)
食べながら迷いを聴いて通じ始める気脈。
そう言えば、ルハン君も載せてもらった。
「はぐみ岩手編集部」HP https://hugme-iwate.themedia.jp/
いわてイーハトーヴ書店 https://ihv.jp/
<盛岡食いしん爺の「もりおか自慢」> と<岩手・盛岡。花巻おみやげ手帳>