George Winston - Longing Love
<音楽が出ます、音量に注意>
全国的なのだろうが、
盛岡でも、だいぶ餅屋、団子屋が消えてしまった。
昭和の終わり頃は、あちこちで見かけたものだ。
社会人になった頃、
ビルの中は、天井近くに漂う薄紫。
高い壁に沿った書棚に並ぶ本や書類は、少し焦げたかのように狐色。
職場の先輩がお金を募って、
若手が昼休みに団子や大福を買いに行き、皆で3時のおやつ。
先日の嬉しい頂き物
<盛岡、青山町の「松尾餅店」の大福>
言づては「なるべく今日食べてください」
松尾餅店の名前も知らなかった。
ただ、青山町に美味しい大福があるとは、聞いた事があった。
初めて食べる、ここの大福。
朝早く、店を開けると、どんどん売れていくらしい。
やわらかく、つきたての餅は、たっぷり餡を包んでいる。
粒餡なのに滑らかで、ほど良い甘さ。
お茶も挟まず、ペロリと一個、平らげた。
<豆大福>
次に、お薦めだと言う玄米大福を。
とても美味しい!
きっと玄米は、味わいのある物を使っているのだろう。
それが餅になり、なんとも小豆餡といい具合だ。
丁度良い、もちもち感。
今度、早起きして松尾餅店に行ってみようと思う。
おこわもあるらしく、食べてみたい。
<玄米大福>
数年前、盛岡の知人の会社に行ったが、
ガラス張りで、仕切りがなく広々としていた。
休憩場所は、まるでカフェ。
明るい空間には、天井まで伸びた観葉植物の濃い緑。
お洒落な女性達は、おやつに大福を食べることは、あるだろうか。