T-SQUARE - Twilight In Upper West (1997)
<音楽が出ます、音量に注意>
先日、ある方から柿と野菜が届いた。
いつもありがたい。
せっかくなので先入観を押しやり、熟した「柿」を味わうことに。
綺麗な姿に魅せられたのかもしれない。
久し振りにちょっとだけ早起きした朝のこと。
果物は、好きだが実のところ柿はあまり。
小さな覚悟で、口に放り込む。
すると、口の中で溶けて柿の甘味が舌に残る。
消えないで欲しいと思う。
続けざまに食べた。
喉が綺麗になった気がした。
こんなに美味しい物だったとは・・・
昔から実のなる樹が好きだった
可憐な花が咲き、小さな実が秋に向かって膨らむ。
子供心に、なんか尊い気がした。
家の途中の坂の曲がり角。
大きな柿の木に不思議な形の花が咲き、
鈴なりに実っても鳥もあまり寄りつかない。
風に落ちた実。
誰かが踏んづけた跡を大きくよけて歩いた。
今、想えばあれは渋柿だったのだろうか?
たしか、冷たい風が吹く頃には2、3個だけが北風に揺れていた。
持ち主が干し柿にしたのかも。
熟した柿の甘さをどう伝えようか
そもそも味の表現は、難しい。
濃厚やあっさりは、伝わるととて、
コクとかキレとか、自分でもよくわからない。
とにかく美味しかった。
甘味、旨味、塩味、酸味に辛味の感じ方は、人それぞれ。
風土でも異なり、ましてや世界は広い。
でも、伝えたい。
「これは、今後のテーマだ」などと考えながら、
珈琲を淹れて残りの柿を食べる。
この組み合わせ、気に入った。
ふと連想した「シブガキ隊」の名前
公募したらしく「渋いガキのトリオ」になり、
亡くなったジャニーさんが、トリオが多い時代で、
差別化してシブガキ「隊」にしたそうだ。
そうだ!
スイーツ好きの「スイ爺」と呼ばれている人がいる。
食いしん爺ともう一人の爺を探して「渋爺隊」を結成しようかな(笑)
「柿」は、皮ごと食べるもいいらしい。
あれ、今日はクリスマスイブだった。