<音楽が出ます、音量に注意>
盛岡の上の橋近くのダンに入ると、もうクリスマスの雰囲気。
ひと月ごとに飾り付けをするそうだ。
一年が早すぎる。
窓際の席で打合せ。
ここは、ほっとして話も弾むし、空いた小腹も満たせる。
<その日は、カフェオレ>
ふわふわの白い泡が心地よい。
後に続く珈琲の味を楽しむ。
美味しい。
ひとしきり打合せも終え、昨日の話をした。
50代に入り、その人は起業し、盛岡でフィットネスジムを開いた。
朝から夕方までという営業時間が不思議だった。
「夕方からが稼ぎ時なのでは?」
「いやいや、他のジムと競合するつもりはないんです」
狭いながらも色々な機器。
「日中に気軽に楽しんで身体を動かしてもらえばいいんです」
地域の人達が手軽に運動したり、さんさ踊りの練習などに使ってもらったり、
小さなコミュニティの場として利用してもらえば嬉しいと言う。
お邪魔している間にも近くに住む方が来て、世間話に花が咲く。
すぐ隣は南部鉄器の岩鋳さん。
なんと鉄アレイは南部鉄器。
1回500円のジムだけじゃなく色々と物販も仕掛けるらしい。
学生時代は、ベンチプレス。
なかなかの成績を残した彼は、
サラリーマン時代に比べて穏やかな表情。
話を聴いていると一つ余裕がある話しぶり。
自分のサラリーマン時代を顧みれば車で次々に移動し、会合に出たり、
時間刻みの打合せ。
今、街を歩くと色々な物が目に留まる。
自分も顔つきが少し変わっているのかも。
話の終わりに、
「新たな投資をして起業するのは50代が限度じゃないか」と言っていた。
頷いて聞いていた向かいの人が二コ二コして、
「じゃあ、もう過ぎましたね」