<音楽が出ます、音量に注意>
7時近く、SABOへ
「千葉さん、『盛岡食いしん爺のもりおか自慢』がかえって来ました」
とマスターがニコリ。
誰かが持ち帰ったらしいが戻った。
欲しいと想われれば、発行者としては嬉しい。
先客の2組は、食べ終えて足早に帰った。
あの日は、ラグビーワールドカップのベスト4をかけた南アフリカとの試合。
録画で見ると決めていた。
<マルゲリータ>
モチモチっとした生地とトロリっとモッツアレラチーズにバジルが載る。
厚い耳も噛むほどに美味しい。
テイクアウトで冷めても「ニンマリ」してしまう。
爽やかなドレッシングが野菜の美味しさを際立たせる
パスタは、丁度いいもちもち感によく絡むソース。
濃厚なのだが、完熟したトマトをたっぷり煮込んだソースは、飽きがこない。
素材を育んだ人の想いを大切にし、人の心に残る料理を目指してきた。
決してサボらない(笑)
マリナーラ
少し辛めのトマトソースにニンニクが効いて香草の緑が載る。
食べ出せば止まらない。
日替わりの珈琲は、ナガサワコーヒーさんのエチオピア。
オレンジの砂が落ち切るのを待つ。
6年ぐらい前に尋ねた
「どうして名前をSABOにしたの?」
自分では一生懸命やっているのに、
仲間からはサボっている風に見られがちだったので、そのまま名前に。
「料理人になったのは、どうして?」
「我が家に家訓めいたものがあって・・・」
親と同じような仕事につくなと言われて育ち、調理に興味を持った時、
マスターは父親に言われた。
「食は『記憶』だ。食べた事を想いださせる料理人になれ」
待望の店を開いて8年
「色々な事があり、気がつけば時が過ぎてました」
創り上げてきた空間に、8年の物語がある。
ファイヤーキングのカップ
ビンテージものが並ぶ。
記念にもらった。
使い道は自由(笑)
11月10日「8年の物語」は終わり、マスターは、次のステージへ
<美味しい想い出>
海老も美味しかった
タコライスも食べたなあ~
ポモドーロには、パルミジャーノがかかる
新しい物語が始まる前に、もう一度行くとしよう。