<音楽が出ます、音量に注意(ジュスカ・グランベール)>

 

 

 

 

 

 

盛岡駅近くでの仕事も終わり、夕ご飯を食べてからの解散に

スタッフと二人で、駅ビルのフェザンの地下「ひっつみ庵」へ。

 

「ひっつみ」の話になった。

それぞれの母の想い出話になり、。

「もっと厚くて大きかったし、具沢山だった」

などなど。

だんだんと小麦粉をこねた塊から、

ちぎっては鍋に入れる動作までもが蘇る。

 

次は、「とろろ飯」の話にも。

今度は、先に自分の想い出を話した。

父が大好きで、自分の胡坐にすり鉢をのせ、豪快にすりこ木を回した。

みるみるうちに粘りが出て、すり鉢に纏わりつく。

時々、真ん中に集めてまた回す。

釜のご飯が湯気を吹き、

母の後ろ姿は、味噌汁の仕上げ。

朝ご飯の支度が整っていく。

 

それぞれの想い出話が、いっそう「とろろ飯」を奥深い味に

 

味見しながら少しづつ醤油を垂らす。

実に上手くいった。

これも父の真似かもしれない。

とろろは、いい味でご飯と喧嘩せず絡まり一つになる。

 

ご飯がすすむ、このビジュアル

 

向かいの人は、ひっつみと稲荷寿司。

 

 

志家町の「料亭 田中」が健在の頃、〆に出てきた「ひっつみ」を引き継ぐ味。

勿論、味見させてもらった。

干しシイタケの香りが誘い、ゴボウの歯ごたえ、そしてあぶらげの風味。

 

 

汁と一緒にひっつみが喉を滑る。

「ひっつみ」は盛岡界隈の郷土料理だが、ここのは品があり、とても美味しい。

 

 

 

郷土料理は、想い出話で盛り上がる。

 

帰り道

近頃、はまっている曲をかけた。

「ジュスカ・グランベール」の曲を聴く度、何故か京都に行きたくなる。

 

送りながら言ってみた。

「京都に行ってみない?」

 

 

 

 

 

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