<音楽が出ます、音量に注意>
夏こそカレー
ちょっと夏バテ気味。
食欲細く、そうめんが多くなっている。
「それは、だめですよ!」と気合を入れられ、直行!
7月の上旬に行った「カレー工房 「Chalten(チャルテン)」
<誘ってくれた方は、チャルテンのキーマカレー>
食いしん爺は、この前に来た時と同じく野菜のカレー。
辛さに段階があり、まだ初心者なので、辛さは一番辛くないレベルで。
「食べてみます?」と言われて頷いた。
ひと口いただく。
とても美味しい。
野菜カレーもコクがあって美味しいが、キーマカレーも好きになった。
ルーに溶け込んだ肉と野菜の旨味がへたり気味の胃袋を元気にした。
夏のカレーもいいものだ。
なんて感想を呟いたら、
「すいぶん、さっきまでと変わりましたね」と笑われた。
一緒に笑うしかない。
「キーマカレーって何だろう?」の呟きに、
一緒の方は、調理に詳しい。
キーマとは、細かく切った肉、挽肉をさすらしい。
ドライカレーより色々な具材を使うということだった。
「とにかく肉や野菜を美味しくする香辛料は、食にとって大切なんだと思ってます」
「まあ、あたしの勝手な話しなんですけど」と締めくくった。
会計を済ませ、ごちそうさまの挨拶をして外へ向かった。
すると指さして「あれ~!」の声。
指の先には、玄関先に置かれた植物。
「・・・・」
「水の中ですよ!」と言う。
小さな魚が泳いでいる!
水槽になっていた。
ワイワイ言っていたのだろう。
店から奥さんらしき人が出て来て丁寧に説明してくれた。
曖昧なのだが、たしかメダカと聞いた(違っていたらすいません)
可愛らしい小さな生き物に見入ってしまい、一緒の人に任せていた(笑)
かつては全国に生息していた「メダカ」
田んぼや小さな川には必ずと言っていいほど見かけた。
「なんか、久しぶりで見た!」
と覗き込む人の姿を見ながら想った。
確かに、前に見た記憶を辿っても出てこない。
今やレッドデータブックの絶滅危惧種。
ホタルなどもそうだが、小さな生き物が消えていく。
その先には何が生きのびているのだろう。
便利な物の出現に反比例して、当たり前だったものが消えていく。
盛岡の中心市街地を流れる中津川では鮭が遡上し、カジカの声が聞こえます。
カレーで夏バテ解消し、久しぶりに見たメダカに心癒されるいい日でした。