<音楽が出ます、音量に注意>

 

 

 

珍しくハシゴ酒

鴨鍋とビール。

次は、ワインと生ハム。

そして、夜も更けに更けてスコッチを呑みに来た。

今年、2度目の梯子酒のトリは、2度目のスコッチハウス。

 

今日も終わる 「明日に乾杯!」

 

 

粋な大人に憧れていた学生時代

 

「ウイスキーの名前の由来はさ、ラテン語で『命の水』と言って、

もともとは葡萄酒を蒸留したブランデーから始まったらしいんだ」

かき集めた知識をひけらかしては大人のドアを開けたつもりの若い頃。

今、思い起こせば青い時代の想い出に赤面しつつ、ふう~っと溜息が出る。

 

 

 

今は、オーナーに

「初心者なので」とはっきり言って見繕ってもらう。

 

 

 

 

 

 

 

初めてここに入ったのは勢いだった。

「あの福山雅治が、2度も来たスコッチハウスに行ってみよう!」のノリ。

 

でも、ちゃんと「スコッチは分からないのです」と告げた。

「4人で4杯をシェアしたら」

と薦められ香りの違いを教わった。

 

 

 

 

隣の人が言った

「外見と違って中は、まるで異空間!」

「この建物は釘を使ってないんだよ」などと話していると、

カウンター越しにオーナー、

「外にお金をかける余裕がなかったんですよ」と笑う。

 

いやいや、ひょっとしたら、外見を飾らずに建てたのは、

見かけで判断するならスルーしてくださいと考えた。

これは深読みだろうか?

 

 

今夜もシェアして、2種のスコッチを呑んだ。

 

 

 

でも、丁寧に説明してくれたのにスコッチの名前も忘れてしまった。

しかし、異なる2つの香りはしっかり覚えている。

 

 

オーナーは、本も出し、全国で人気

 

 

 

ひと言でウイスキーを語れば

麦芽の酵素を使い、麦汁を酵母で発酵させ、蒸留する。

これを木製の樽に詰めて熟成させる。

数年後には豊かで様々な香りを持ったウイスキーとなるそうだ。

 

一見するとただのプレハブみたいな外観なのに中は別世界。

熟成された貴重なスコッチウイスキーが世界中から集まる密度の濃い空間。

ウイスキーは、好んで自ら壁に並んでいる気がした。

 

「外身より、内面が素敵な人になりなさい」

小さなグラスのスコッチが語りかけてくる様だ。

 

さて、いい具合に酔った。

彼女を送るタクシーを呼んでもらった。

 

 

 

 

 

 

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