<音楽が出ます、音量に注意>
秋も一気に深まり、午後の陽はつるべ落とし。
陽が落ちると店仕舞いの「mi cafe(ミ・カフェ)」
たわわに成った林檎を見に行こう。
街中を抜けて住宅がポツポツとなつてきた辺り、小高い丘の中腹を目指す。
その日、店に入って驚いたポスター
陽はだいぶ傾いている。
車から降りて見つけた林檎。
独りで淋しそうだが、緑に包まれて綺麗じゃないか!
林檎は何度も襲った台風にもめげずたわわに実っていた。
もう一つ、秋を見つけた。
入口の前に、まだ秋桜が咲いていた。
予想通り、ドアを開けると、まず林檎の香り。
今年も沢山の林檎が出迎えてくれた。
林檎の想い出
子供の頃、風邪をひいたりして、
寝込んでいると、
暖かな手が額に、そして顎を包むように毛布を引き上げてくれた。
優しい母の手。
目覚めると、汗をかいた下着を取り換えてもらい、
林檎のすりおろしを食べさせてくれた。
美味しかった。
残りの汁は、甘くて酸っぱい林檎ジュース。
でも、通信簿を持って帰る修了式の母は、般若に見えた時も(笑)
ミ・カフェは、
林檎の花の中でコンサートをしたり、ブルベリーの頃には、花火を見たり、
素敵なイベントをしてくれる。
<一人で撮影してもらいたくなるような(笑)>
夕暮れ時のミ・カフェは、店仕舞い間近。
林檎を大切に育む人のアップルパイ。
年に数回食べるが、とても美味しい。
林檎そのものだけ、甘さも風味も素敵だ。
息子さんのお嫁さんがパティシェで、今までにないスゥイーツを作り出していた。
それは、次回として、
また新しい林檎の「美味しい」を味わえる。
実は、もう食べたけれど。
来るたびに何かがある「ミ・カフェ」は、楽しい場所。
勿論、林檎を抱えて帰る。
いつも、沢山の写真を撮ってしまうなあ~と想いながらの帰り道。
心が軽くなっていた。