横浜から、夏休みで親戚の高校2年生がやって来た

「行きたいところとかは、ある?」

「でづくり村とぴょんぴょん舎の冷麺が食べたい」と即答。

 

仕事では昨年も行ったが、客としては十数年ぶりの「てつ゜くり村」

着いていきなり、

「せんべい焼きたい!」と指さして駆け寄る。

お婆ちゃんに教わりながら、一生懸命言われたとおりにひっくり返す。

「あと、一回だよ」

流石、職人のお婆ちゃん、見てないようでしっかり分かっている。

「はい」と素直に高2女子。

 

 

美味しそうに出来上がった

「上手に焼けたねぇ~」とお婆ちゃん。

焼きたては、とても美味しい。

「うわ! あつあつ、美味しい!」

 

 

次は?

「ちゃぐちゃぐ馬コを作ってみたい!」

30分ほどの間、夢中。

もの作りが好きな子に育った様だ。

食いしん爺は、ただ見ているだけ。

 

 

最後に眼を入れて自分だけのちゃぐちゃぐ馬コの完成!

自分でも、まあまあの出来栄えの様だ。

大切にバックに仕舞った。

 

 

小岩井農場でランチ

農場の入口に向かって森を走る。

「トトロがいるみたい」

濃い緑に話しかけてる。

 

高2女子は、なんとも軽快に芝生を歩く。

その、しなやかなバネがあれば、広大な農場の端から端へと歩いて行けそうだ。

こちらは、暑さもあって足取り重く。

 

「涼しい~!」ときた。

まあ、横浜から比べればね(笑)

部活でドラムを叩く女の子は、元気だ。

 

 

焼肉は、夜に取っておいてオムライス。

 

 

盛岡の街を走った

窓越しに盛岡を見ている。

開運橋のアーチの美しさや岩手山の雄大さに見とれている。

北上川、雫石川そして中津川を渡り、古い町並みに入る。

ますます両眼は輝いて、

「レトロだなぁ~」

 

自分が高校生の頃、

こんなに素直じゃなかった気がしてならない。

大人に対する不信感が膨らんでいた時期だった。

進路も未来も考えたくもなく、部活も勉強も放り投げていた。

「明日、キャンプにいくべ」友達の一声で出かけたり。

 

素直な高校生は可愛いものだ。

 

 

いよいよ、盛岡に来たもう一つの目的の「ぴょんぴょん舎の冷麺」

盛岡では、焼肉食べて〆に冷麺だと説明して店に入る。

 

 

タン塩が好きだという。

 

 

 

 

 

 

いよいよ「盛岡冷麺」登場

もともとキムチ好き。

スープを飲んで、

「まろやか~ 美味しい」と言う。

別辛のキムチの大半を麺に絡ませた。

「喉越しがいいね~」ときた。

 

 

「明日は?」

「光原社に行ってみたい」

 

あの頃の自分は、大人に何を聞かれてもはっきり答えた記憶がない。

高校2年生、もうすぐ自分の人生の選択の時期が始まる。

親と大学を下見に行ったという。

「どうだった?」

「暑いし遠い。乗り換えは一回にしたい。途中で帰りたくなった」

 

アルバイトもしたそうで、全て決めてから親に報告。

「面接に受かったから明日からバイトするから」と言ったそうだ。

今までの人生で関わって来た10人ほどの「AB型女子」は(あくまでも自分の関わった)、

何でも自分で決めないと気が済まない人ばかり。

横顔の輝く眼差しに、時々強い眼力を感じた。

きっと曖昧な高校生活を送ってきた自分とは何かが違う様な気がした。

 

嫌いな食べ物は?

「ニンジン、野菜の中であんなに派手な色して、匂いも見た目も味も嫌だ」

このAB型女子、 

ニンジンと数学が大嫌いの高2女子の未来が楽しみだ。

 

 

 

 

 

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