<音楽が出ます、音量に注意>

 

 

 

6月の京都・2日目のメニューは、「建仁寺」と「和久傳」

じっくり見て、じっくり味わおうと決めた。

うろ覚えの道を建仁寺に向かう。

 

<京都和久傳は、京都駅の伊勢丹に>

 

 

 

鴨川沿いを歩く

素敵なカフェを見つけてしまったからには、休憩。

 

 

 

旅に出ると一期一会もあったりするが、

何故か過去に言われたことなんか想い出したり。

「朝は、しっかり食べるの」

なのでホテルでしっかり食べた。

「野菜から食べるのよ」

ちゃんとサラダから。

 

鴨川の風

心地良過ぎて長居した。

川の流れや橋の長さは半分にみたないけれど盛岡、中津川縁の「ふかくさ」の

道端のテーブルを想い出したり。

 

 

後から入って来たカップル

背が高く、ストレートで長い髪の女性がチェジウそっくり。

鴨川と交互に何度も見ていた。

窓の外の光景と良く合う。

勝手に得した気分。

 

それにしても心地良い風

 

建仁寺

さほど混んではいない。

時々、小雨、しっとりとした空気感。

 

 

 

 

オレンジ君が横切った。

「何かを捨てに来たんだ」みたいな。

 

 

廊下を歩けば鶯が鳴く。

縁側に腰かけて石庭を眺める。

側に小さな立札。

「横にはならないで下さい」

ここでのごろりは、ちょっとした贅沢。

 

 

 

 

本堂に入った瞬間、息を飲む。

天井の大龍は、凄い迫力だが、じっと見ていると愛嬌があり、心は穏やかに。

八百年を経て天井に龍が描かれた。

平安から続く世界は平成へと繋がっている。

 

 

 

 

襖絵には美術の教科書、テレビで見た物が次々と目の前に。

 

 

風神雷神図屏風

 

 

そんな中、天井の龍もそうだが、現代の作品も随所に。

 

 

この取り入れ方が凄いと想う。

この書も最近テレビで知った書家 金澤翔子さん。

思わず見とれてしまう。

偶然らしいが風神雷神と同じ構図だった。

 

 

気がつくと一時間半を超えていた。

とても数千もあるらしい寺社仏閣をまわり切れない。

平安の佇まいの中に平成の作品も一体同化している禅寺、建仁寺。

進化する建仁寺を後にした。

 

その後、路地を歩き、一度ホテルに戻ってゴロリ。

うたた寝しているうちに夕方になった。

京都駅の伊勢丹へ。

ちりめん山椒、賀茂ナスの漬物は欠かせない。

 

そして、京都和久傳へ

 

<食前酒>

 

座って驚いたのは、カウンター越しに見える沢山の白い帽子。

洗い場を除く調理場が眼前に広がる。

鱧の骨切りの包丁の音を聴きながら想った。

これが和久傳の自信なんだろう。

 

 

<鱧梅>

サクサクとして歯応えに続く柔らさ。

とても美味しい。

お代わりしたくなる。

 

 

 

 

<揚げ物>

ミズダコが天婦羅で出てきた。

この衣の具合がいい。

口に入れると柔らかで、閉じ込められていた蛸の旨味が滲み出る。

 

 

<和久傳>

板前さんがお茶をたててくれる。

京都には予約の取れにくい老舗料亭が多い。

知りもせず勝手な想いだが和久傳は、なんか違う。

受け入れる空気感があり、よそ者としては入りやすい。

聞いてみると、色々な企画はどんどん上げて、

良い物は皆で取り組むそうだ。

職人の技だけではなく、作り手そのものが清々しい。

 

丹後の旅館から京都に進出。

高台寺和久傳は、昭和20年代からの始まり。

旬の素材に細工を凝らした京懐石とは、一線を画しているのだろう。

丹後で山椒などを育て加工する。

そんな事を想っているうち、途中から料理に夢中になり、食レポを忘れた。

しょっちゅうあるんです。

反省。

 

 

 

 

 

鯛の鮨で〆

一切れごと薄く敷かれたご飯を巻き上げる様にして食べる。

美味しい。

 

 

デザートは冷やしたさくらんぼ

 

 

 

明日は、いよいよ帰りの日。

だが、3時過ぎまで時間はある。

京を楽しもう。

2日目の反省、美味し物をしっかりレポート出来る様にしよう。

 

 

 

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