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<6月のある日>

北上で用事を済ませた帰り道

国道4号線を北上中

紫波町まで来て「あっ、そうだ!」

想い出した「わがまま30」さんの記事。

新しい街、オガールに駐車。

初めての「ナビ」始動!

今までは自分の鳥観図を信じてた。

ところが、この頃何度か沿岸に行ってしばしば位置関係が分からなくなる事態。

 

さてと新車につけた「初ナビ」の行く先は、「やきとり 幸喜」

お~ 案内するって!

古舘ニュータウンという住宅地にあり、とても分かりにくいのだ。

案内されるままに来ると、

「目的地は、この付近です。案内を終わります」

でも、見えない。

あっち行ったり、こっちに曲がったり。

10分ほどかかって、とにかく着いた「やきとり 幸喜」

 

<幸喜の美味い「つくね」>

 

 

小さなプレハブの窓は、賑やかだった。

 

 

 

しばらく待って、出来あがり!

 

 

 

 

 

「わがまま30」さんの記事のとおり、昔、青山町で人気の焼き鳥屋だった。

それを継いだ人の家の近くで開店。

教えのとおり可愛い店に素敵な若女将!

予約して受け取りのお客さん。

話も弾んで、どちらも楽しそう。

 

ここから盛岡まで後、2、30分。

焼き鳥積んで、建築中の矢巾町の岩手医大病院の様子を見に行った。

向かいのショッピングセンターに停め、夕焼け眺めつつ焼き鳥。

 

「うまい!焼き鳥らしい味だね」

同感、

「ほかにも美味しい店、知ってるんでしょ?」

青山町の焼き鳥「かつ」とか、色々と。

「へぇ~ 盛岡って多いの?」

う~む、食いしん爺は考えた。

ひょっとしたら、焼き鳥の名店も多い街なのかも。

盛岡は、冷麺、わんこそばやじゃじゃ麺など麺が有名、勿論ラーメンも美味しい。

そして焼き鳥も美味い!

しかし、焼き鳥っていつ世の中に出たのだろう?

 

 

岩手医大の附属病院の建設は着々。

盛岡のど真ん中から移転したら人の流れが大きく変わるだろう。

すでに大学も隣に移っている。

あるタクシーの運転手さんが話しでは、

「盛岡駅から岩手医大の病院への往来する人は多く、

入院患者が千人近く、2千人が毎日診察を受けるらしい。

薬をもらう人や付き添い、お見舞い、出入りの業者と一日で往来の数は凄い。

だから周辺の飲食店、コンビニ、クリーニング、花屋さんなど、大変だろう」と。

ど真ん中からの移転は、かなり周辺に影響があるだろう。

 

 

 

 

焼き鳥の作り手も変わり、街も変わる。

そして暮らす人も変わっていく。

夕陽を受け、キラキラと乱反射して街中を流れる中津川。

新緑の街路樹、鳥のさえずりと夏祭り、「さんさ踊り」の太鼓の練習。

八幡の通りで、椅子を出して団扇を揺らすお婆ちゃん。

暮らす人は、今を生きていく。

 

でも、地球は突如として牙をむく。すると平和な暮らしはひとたまりもない。

先月行った京都の鴨川べりは大丈夫だろうか、

昨年の秋に行った長崎、倉敷の街はどうだろう。