<音楽が出ます、音量に注意>
「男女8人が集合してプチ・クラス会」
5月の下旬、
幹事、盛岡食いしん爺が選んだ場所は、
盛岡駅前「すし源」の2階。
丁度いい広さで、脚が下せる小上がり。
仕事帰りの連中は遅くなるとのこと。
5時半少し前に途中で逢ったNちゃんと一緒に暖簾を潜ると、
予想通り方向音痴のAちゃんが来ていた。
真剣に電話で場所を確認されたが、相変わらず、ちゃんと早く来る優等生。
5時半3人。
10分ほどして5人に。
ポツリ、ポツリ(笑)
6時半頃で男女8人。
Hちゃん、いきなり富士山登頂の話。
無理の無い日程で高山病も無く8合目で御来光、素晴らしかったと言う。
その日は、朝日君も夕陽君も居た(笑)
「いじられても、もう超越したから笑っていいよ」と余裕の2人。
みんな富士山には一度は登りたいと言う。
<カジキの串焼き>
ホクホクで美味しかった。
綺麗な鮨は、勿論美味しかった。
Mちゃんは、別に折りでテイクアウト。
愛する?配偶者への心遣い。
でも、頭蓋骨を開けるほどの手術をしている。
急いで盲腸取ってハワイに行ったとか、電話する度、武勇伝に驚く。
「わたしは、そんなやわじゃない」と、きっと長生きするね。
料理を食べ切れるかとの心配は無用だった。
ビールもすすむ。
でも、優等生女子達は、ノンアル。
今でも、やっぱりね。
いつも想う。
思春期を一緒に過ごした仲間との不思議な距離感。
昔話を挟みながら、今日の話しになったり。
顔を見た途端に時間と距離感が分からなくなる、ちよっとした異次元。
<三陸産のホヤの塩辛とメカブ>
<岩手の春は、山菜>
山菜と魚釣りの趣味のH君。
いつも、岩魚や山女、沢山採れた山菜の話しは聞かされるが一度も届かない。
甘露煮にして持って来ると言う話も聞いたなあ~(笑)
<魚の皮の揚げ物>
サクサク感と微かな魚の風味を楽しんだ。
K君は久し振りの登場。
広い家に住んでいる。何百年も生きた大樹も庭にある。
住宅街の中の大庭園の手入れが大変らしい。
<湯葉>
NちゃんとH君はいとこ同士で、5歳ぐらいまで一つ屋根の下で暮らしたとのこと。
殆ど初耳。
「そうだったんだ~」
Nちゃんに質問。
「H君は、どんな子供だったの?」
「おばあちゃん子でね、甘やかされっぱなしだった」みんなで笑う。
男達は、気がつけばビールから麦焼酎。
もう2本目も空になった。
A君は、マスコミから不動産事業を頑張っている。
大変な素振りは見せない。
総合司会みたいな存在。
<幹事の握りは、小肌にしてくれた>
大将にいいね!
デザートのアイスも美味しかった。
美味しいものは酒を旨くし、話題にもなる。
そして、いよいよ盛り上がる。
結局10時近くまで、笑っていた男女8人。
その後、行った店でH君のカラオケ、声がかすれ気味。
「女子は来ても来なくても俺は、別にかまわない」と言っていたが、
いつになく楽しそうだった。
男女8人ぐらいがゆっくりと楽しめるのだろう。
誰もが主役。
翌日、東京の同級生から電話
心臓の大きな手術をしたが経過は良好、元気な声。
楽しかった男女8人の話をAちゃんから聴き、懐かしくなったみたいだ。
思春期に、あまり話したことが無くても縮まる距離感。
「あまり、面と向かって話したこと無かったよ、あの頃」
そうだだったかな。
「だってねあの頃のわたしは、F君の家に集まっても端っこにいたもの」
今、その面影は無い(笑)
あの頃話したことが無くても、話は尽きない。
しかし、今、皆と気軽に話せるのに、
どうして高校時代は、口が重かったのだろう。