<音楽が出ます。音量に注意して下さい>
1 「食いしん爺さん、もの凄く食べ歩いてますよね!」
2 「登場する女の人は、誰ですか? フィクション? リアル?」
3 「お金持ちなんですね?」
なんて、たまにですが聞かれます。
興味のある人にお答えしますと1は「毎日、3食食べ歩くわけでもなし」「2は秘密(笑)」3は「所詮、元サラリーマンで普通です」
ご意見もたまに。
「メニュー、値段を載せてくれればいいのに」
その店に興味を持ったら、リアルタイムで確認した方が間違いないと思います。
「もっと料理や味の感想を具体的に知りたい」
味覚感は、土地柄、個人差がありますので爺は、素直に「美味しい」と心を込めてます。
さて、今回紹介の食敷いしん爺ランチ。
実は、先週誕生日。
その日は、予約し、なんとか2時少し前に一人淋しく到着。
<いきなり、黒毛和牛さんと久し振りの再会>
嫌な事、辛い事、淋しい事があっても腹はすく、すく(笑)
盛岡の「和かな本店」へ
重厚感溢れる階段を登りながら、財布の中身を確認していると、偶然、食べることの好きな知り合いの方に後ろから肩を突かれた。
では、「食は、道連れで倍美味しく」
孤独なランチは、賑やかになった。
お客さんが殆ど居なくなってから。
滝沢産のゴボウのスープ
ゴボウとオリーブオイルの香りが入り混じり、美味しい。
好きなスープの一つです。
「この、オリーブオイルがゴボウと合いますね、いいなあ~」
頷くもスプーンを離さず、黙々と食べる。
和かなのサラダも大好きです。
地産地消を大切にするここならでは、の野菜たち。
青大根なども岩手で採れるとは知らなかった。
あれれ、サーモン・・・
隣の人は、じっと見つめて「美味しそうだ」と言う。
食いしん爺は、無口。
すると、調理しながらスタッフが、
「八幡平サーモンを低温調理したものです。それと八幡平のマッシュルームデュクセルなんです。サーモンにはまったく、臭みがありません」
近頃耳にする低温調理。しかし問題はサーモン。
話しを聞いても、爺の箸はスローモーション。
恐る恐るの覚悟箸(笑)
小さめに、一口・・・・
次の瞬間、ボ゜ーラーレ、カンターレ!
全然臭み無し、舌先でとろける。
サーモンとはこんなに美味しいものとは・・・・・
「美味しい。全く臭みがないですね。実は苦手な物が出たと思ってたんです」と言うと、
カウンターを挟んで3人の笑い声。
あっという間に完食。
いやあ~甘くとろけるサーモンは、心に残る。
紫の何だったかな、この野菜の名前? 認知症?
これも、野菜。
美味しい。丁度いい歯ごたえに、ますます食欲をそそられる。
今日は、五感でランチ。
長年、磨かれてきた鉄板にのるスズキ。
脂ののった魚ってホント、美味しい。
皮は、パリッとして中は、見ての通り。
2種類のソースを混ぜないで、食べていたら、、
「やはり混ぜた方がいいでしょ、自由ですが」と隣から。
爺は白ワインベースが好きかな。
いよいよ黒毛和牛。
爺は、誕生日を忘れることもしばしば。
こうして美味しい物を食べれることへの感謝の気持ちが、鉄板の熱に負けじと熱を持つ。
命をいただくことに真摯に感謝。
得意のひと言の「美味い!」では言い尽くせない。
噛むほどに甘く、その都度、肉の旨味がじわりと出てくる。
この店の特性味噌をつけると、また味が締まる。
クレープシュゼット 自家製バニラアイス
「クレープシュゼットが食べたかった!」と隣の人は、指の先で小さな拍手。
食いしん爺は、「何じゃそれ?」
バニラアイスが溶けかかり、クレープにもたれかかる。
そこを一気に口に運ぶ。美味しい。
地産地消を大切にする「和かな」の料理は、
ビジュアルもいいし長い間、積み重ねて出来上がった味なのだろう。
とても美味しい。
デザートの途中で、隣の人はメールが来て、急いで出て行った。
一人、珈琲を飲みながら、
こういうレストランに、一人で来た記憶はないが一人も落ち着いて楽しめそうだなと想った。