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食いしん爺は、さほど和菓子は食べないが、

「栗蒸し羊羹」と「きんつば」と「東雲」は食べる。

抹茶でもいいし普通に煎茶でも。

たぶん、普段の暮らし、特にChristmasは、どうしてもケーキなので、

その反動で、適度な甘さの和菓子を食べたくなるのだと思う。

 

「丸基屋」は、盛岡の老舗の和菓子屋

今は「ボン・フリュイ」という洋菓子部門でも色々と売り出している。

昭和12年の創業で、なんと言っても南部藩の家紋をあしらった「双鶴」が有名。

 

日本の各地に伝統のある和菓子屋があり、

それぞれの風土に根差した和菓子が、こだわりや物語に包まれ、

あるのだと思う。

 

栗蒸し羊羹

けいぎで包まれているのがまたいい。

 

 

 

甘すぎない羊羹の中に栗。

 

 

そして、大好きな「きんつば」

以前、金沢のきんつばと一度に食べ比べたことがある。

濃厚でゴージャスな金沢と素朴ながら、小豆本来の味を活かした盛岡、丸基屋のきんつば。

食べ比べは、とても面白かった。

 

丸基屋のきんつば

5月頃には無くなり、北海道の小豆の収穫を待つことになる。

 

 

小豆の粒々

 

 

そして盛岡名物の「からめ餅」

江戸時代、南部藩領の金山で砂金を精選する作業を「からめる」といい

「からめ節」という唄が生まれた。

金、銀などの精錬の初段階で、女性が働いたらしい。

今でも、盛岡芸妓の総上げの〆は、「からめ踊り」

ざるで、不純物を取り除くような仕草がある。

 

そして、「からめ餅」

もち米の粉に水飴、砂糖、クルミを加えて練り上げたものを蒸したお菓子。

昔、クルミやゴマは沢山採れ、貴重な食べ物だったらしい。

黄金色のからめ餅は、金なのです。

なので、秀衡塗が似合うと、これも自画自賛(笑)

 

 

勝手に、そんな事を思い描いて食べると一層、美味しさが拡がる。

丸基屋のからめ餅は、意外にあっさりとして食いしん爺のお気に入り。

 

 

やはり、日本の味、和菓子って名前もいい。

12月、何度もあった忘年会で、ビール、日本酒、焼酎、スコッチと呑み、

シュトレンやロールケーキを食べ、和菓子まで。

バドミントンの練習も休みがちで、雪が降ったのにスキーもまだ。

 

今年最後の血糖値診断は・・・・もう後の祭り。

 

 

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