<音楽が出ます、音量に注意>

 

 

 

 

今年も、雪が降った。

翌日の朝も道の隅や日陰にの樹々に残る。

師走も近い、今年も残すところ、あとひと月とちょっと。

 

毎年、この頃に想う、消えた風景や懐かしい味

 

公会堂多賀のランチは、

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しかった。

クラシカルで安心な美味しさだった。

新渡戸稲造もこよなく愛した味が確かにあった。

 

 

八幡の通りの「ごん八」の蕎麦

 

 

千個の蕎麦猪口は、何処へ

 

 

 

温かいものと冷たい蕎麦の太さが違う、親方のこだわり。

カウンターごしの親方夫婦との話しは、

美味しかった蕎麦とともに楽しい想い出。

 

 

 

そう言えば、急に消えた「大たぬき」

子供達が、角を曲がると叫んでいた。

「おっ! すげぇ! たぬき!」

 

しっかり徳利を持っていた。

 

 

六分儀のホットサンドとマンデリン

シャンソンを聴きながら、

いつも、コンビーフとチーズとマンデリン。

マスターの話し、

「店を開いて間もなく、ある画家の方が来て、「ここはシャンソンが似合う」と

言ったので、必死にレコードを買い集めては聞きました」

「それからです、シャンソンは」

 

 

幸せな気分になるので打合せにも。

飾ってあったピュフェの「サーカスの女」は、何処に。

 

 

 

 

外には無い、個性的で、居心地の良い空間だった。

 

 

 

 

 

 

南大通りの大吉は早々に駐車場になっていた。

虎屋は、どうなるのだろう?

 

盛岡バスセンターも消えて

 

 

 

 

でも、空き地を活用した「サイドB」

賑わいの場としてスタート。

 

そこにあった風景は消えた。

城下盛岡400年、幾つもの店が出来ては消えて行ったのだろう。

ある喫茶店のマスターが言った。

「当たり前ですが、江戸時代にはなかった喫茶店は、古くても大正の頃」

「飲食店も2、3年で消えてしまう店も多いのです」

 

そうだ、街は生きている。

 

暮らしやすい街と言われる盛岡

関東などから移り住んだ人達に聴いた。

「川縁の風景、美味しく豊かな食べ物そして何より、人が優しい」

そうか、暮らす人々の心が変わらない限り、

街の空気は、そう簡単に変わらない。

 

関東の盛岡好きの

Kさん、Iさん、

盛岡は、昨日からほんのり雪化粧。

冷えていますが、その分空気は澄み渡り、綺麗ですよ「岩手山」

見に来ては?

 

 

もう一度、丸竹茶屋のおこわが食べたい

 

 

あの、ほっこり艶々の。

 

 

 

赤飯には、ごま塩をたっぷりかけて。

「盛岡の味」は、心に染みたものだ。

 

 

消えてしまったものは、しっかり心に留めておこう。

いつか誰かとの想い出話し。

 

「なくなると淋しいね」

と言っていた人を誘って。

さて、何処へ行こうか?

 

思い出になったものは噛みしめて、忘れない。
街は、生きている。

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 盛岡情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 グルメブログ 東北食べ歩きへ
にほんブログ村 にほんブログ村 スイーツブログへ
にほんブログ村