<音楽が出ます、音量に注意>
<京都・上賀茂神社にて 時は、止まり・・・>
正式名 「賀茂別雷 (かもわけ いかいづち)神社」>
11月5日の10時半、京都駅で早速驚いた。
東京・新宿・渋谷駅みたいな混雑。
加えて、ここはどこの国? と思うほどの国際色。
でも、みんなの背中には、荷物と一緒に「わくわく感」
タクシー乗り場の20分待ちでも、さほど苦にならない。
<祇園へ>
宿に荷物を預け、時を惜しんで歩く。
あれ?
着物姿の多いこと。
舞妓さんと思ったら失礼ながら偽物、でも楽しそう。
ランチは、あるブロガーさんのお薦め。
八坂神社の近くへ。
メニュー片手に迷っていると1、2階に続々。
「味味香」で食べた「きつねカレーうどん」
美味しい!
ブロガーさんに感謝。
カレー風味には段階があり、初体験なので普通を。
とにかく出汁がいい。
箸が止まらず、一気の完食。
「お代わりしたいね」と微笑む隣のカップル。
満足の後は、レンタル着物屋さん。
髪まで含めて仕度は30分ほどで、お手ごろ価格。
男仕度は10分ほど。
着替えは宿に届き、脱いだ着物は宿に。
長い間に培われた京都の「おもてなし」
痒い処に手が届き、訪れる人の心を鷲掴み。
<上賀茂神社へ>
此処もブロガーさんのアドバイス。
上賀茂神社の辺りは、賀茂川、川下へ行けば鴨川?
京都の古刹、
陽は傾き出して人混みも少な目。
落ち着く雰囲気に足取りもスローに。
賀茂川縁から丘陵を背に平安京前からの鎮守が拡がる。
自然に、二拍二礼で手を合わせ、願いは普段より、大きな事に。
小さな朱の太鼓橋、金色の擬宝珠、そしてせせらぎを見ていれば、
日常に、ささくれだった心は穏やかに。
京都で神前の挙式をよく見かけた。
立て砂もここが発祥らしい。
踊り場から透かして見える景色は、日本の原風景。
神は、山の頂、大地を照らす太陽や海の輝きに宿るもの、と想う。
和服姿の人。
了解を得て、スマフォを構えては「京」を感じる。
前に来たのは・・・
蘇るピントのずれた写真は、しだいに鮮明になり、映像となって勝手に回り出す。
繋いだ手の温もりは、もう戻らない。
冷えてきた両手をポケットに。
タクシーの運転手さんからの着信履歴、気がつくと時は流れて。
<高台寺に戻り、人力車に>
引手には四十代の人や女性まで。
若者に185センチを任せる。
狭い道もひょいひょい、ガイドも楽しい。
驚いたのは不思議な塔、
「金閣寺、銀閣寺があって銅が無い。そこで大金持ちが銅塔を建てた」
と説明。すかさず「どうだ! でしょ」
お兄さん、
「今後、使わしてもらいます」(笑)
そんな、忘れかけの浮き浮き気分。
祇園の夕暮れを歩く和服姿に人力車。
訪れた着物女子も光景を彩る。
外国から来た人々の眼に映る情緒は、増すばかり。
素敵なカフェでcoffee break
そろそろ宿に戻ろう。
お風呂は檜で深く、185センチでもゆっくり。
なるほど体の大きな欧米人も楽々。
突然プツンと終わって、楽しみの夕飯へ <続く>