<音楽が出ます、音量に注意>
秋晴れが少ないまま、朝晩の風は冷たくなり、もう10月下旬。
ある日、透き通った蒼の空が誘う。
勿論、出かけた。
3時も過ぎ、陽も傾きかけたが盛岡八幡宮の境内へお参り。
そして、鯛御籤。
久し振りの秋晴れにお参りする人達も多い。
見事な紅葉。
盛岡八幡宮は、桜も紅葉も綺麗だ。
何事も我から強いてしようとせず、受け身で、残り少ない10月だけは、
NEGATIVEな暮らしを心掛けます。
まてよ、十月、神無月。
神様は出雲にお出かけ?
留守はどうなんだう?
ちゃんと留守を守る神様はいる。
恵比寿様もその一人。
10月に恵比寿講を行う地域があるのは、その名残らしい。
たしか鱗雲は、天候が崩れるという。
もうすぐ、落ち葉の舞う季節
七五三の祝いの季節
昔ながらの風習は、続く。
小さな着物姿の子供たちが親の手に掴まって階段を登る。
ここからの眺めを感じる余裕もなく、足元の階段、一段一段を見つめ、
登っては降りて行く。
ここから、眺めれる頃、それぞれの人生も見えてくるのだろう。
早、今年も後2か月。
こうして過ぎて行く時の流れ。
さて、一休みは、境内の「茶欧」で。
たまには、お汁粉でも食べてみよう。
心も温まるかも。
「今夜はどうしようか?」
「ねぇ、久し振りに、たかみやの濃い味のラーメン」
八幡宮から一直線伸びる道は、中津川に突き当たる。
川の向こうに天守があったらしい。
おおよそ500メートル、昔ながらの街を真っすぐ歩いて行こうか。
突き当りに近い所に、「たかみや」がある。
古い街、八幡の通りを歩きながら、
「あそこも、ここも閉まっちゃたね、後は、どうなるんだろう?」
最近、様々な理由で、閉まる店。
解体している建物。
でも、リノベーションしている古い建物もある。
街も人も年を追うごとに変って行く。
でも、またまだ楽しい街には違いない。