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10月14日(土)15日(日)の2日間、

4輪駆動のボンネットバスが盛岡の街を快走!

 

16日(日曜日) このイベントをちよっと手伝った。

盛岡駅の西口から乗り込み、役に立たない添乗員。

 

「50才の四輪駆動」の勇姿に写真を撮る人が沢山。

カッコイイ!

 

ベテラン運転手さんのそばで見れたのは手伝いの役得(笑)

 

 

力強いエンジン音。

今でも、八幡平の松川温泉への冬道をグイグイと走る。

昨年、その走りを見て驚いた。

 

 

中津川を渡り、紺屋町へ。

道端では「奥州街道アンチック市」人出も多い。

ここは、造り酒屋「菊の司」

 

 

そして「呉座九」前

 

 

旧岩手銀行前の信号で停まる。

歩く人がバスを見てはカメラを向ける。

 

 

 

町家の並ぶ鉈屋町へ到着。

ここのバス停の係で、降りた。
 

中津川東岸の古い街「河南」では鉈屋町、肴町、八幡、紺屋町とそれぞれの地域で、

イベントが開催されている。

「だったら、繋ごう!しかも、ボンネットバスで」という企画。

今日、八幡の通りでも「ぽんぽこ市」開催中、見物は花嫁道中。

 

バスを見送り、次までの間、鉈屋町の「てどらんご」を見て回る。

通りいっぱいに、若いクリエーターの作品。

 

 

雑貨、食べ物や似顔を書く人など様々。家の前や庭先に沢山、出店の様に並ぶ。

 

 

 

ちよっと町家物語館のカフェで休憩。

 

 

ここでも、イベント。

 

 

持ち場で、循環して来るバスに乗る人へチケット売りやスタンプを押したり。

色々な人が通り、立ち話しも弾む。

 

1時間ほどの休憩。

「ランチは、鉈屋町の入口なので「与志美庵」にしよう。

暖簾が見える。

いつも、午後1時半頃には売切れで閉店。なので、なかなかありつけない。

 

<今まで、この椅子に座り、沢山の人が蕎麦を食べたことだろう>

 

 

「冷やしたぬき蕎麦を」頼んだ。

上に天かすがのっている。

 

 

美味しい。

手打ち蕎麦は、太めだがきしめんみたいに平たい。

モチモチとして腰がありながら、喉越しツルツル。

 

 

満足して、何時ごろに閉まるのか聞いた。

「蕎麦が、無くなりしだいです。もう、そろそろだと思います」

 

店に出て、近くのベンチに座る。

中華そばもあり、どんな味だろう?食べてみたい。

などと迷い出していると電話。

用件が終わり、半分真面目に相談してみた。

「また、いったら変かな?」

「おかしくて涙が出ちゃう。食べたいと思った時が美味しいのよ」

と大笑い。

不思議な勇気を貰い歩き出す。

再び戸を開けると店の人が、一瞬フリーズ。

あれ、忘れ物かな?って感じ。

「今度は、中華そばをお願いします」

頷きながら笑う店の人。

 

ここの中華そばは、初めて。

スープはかなりのあっさり系。

 

 

細麺がツルンと喉を通過した。

美味しい。

 

 

チャーシューも小振りながら、しっかりとした味。

 

 

大満足して持ち場に戻っていると10分もしないで、暖簾は店の中に仕舞われた。

望んだものを食べつくした充実感。

どんな事でも後悔は、嫌です。

 

 

地域と地域を結ぶ。

それぞれのイベントの賑わいは、

レトロなバスの乗って行き交い、だんだんと一つになれば、

訪れる人の楽しさ倍増。

 

今日、鉈屋町のイベントだけしか見れなかったが、

心も胃袋も満タン。

さて、今夜は何食べよう?