<音楽が出ます、音量に注意>
12時33分着の新幹線、
まるで、駅に恋人を迎えに行く気分(笑)
待合わせ場所は、決めてない。
到着したら電話が来るはず。
盛岡駅の北口で、電話をかけていると、
キャリーバックを引いて眼の前に現れた。
「久し振りです! で、何にします?」
「あの、和か、イタリアン」
「いや、今日は、あなたが決めて下さい」
「では、イタリアンで」
食いしん爺は、まず、ランチの場所決めから(笑)
たぶん、あなたは、行ったことが無いだろう。
イタリアンの「サボ」にしよう。
「助手席でいいですか?」
「どうぞ、そこしか乗れないし」
後部座席は、いつも荷物だらけ。
最大、サードシートを立てれば7人乗れるのに、
いつも2人乗り。
「サボ」
今日のパスタ。
「わあ~、美味しそうな海老がいっぱい!」
知り合って、もう、20年越え。
仕事しながらのミュージャン。
曲を作り、みずからボーカルも。
人生色々経験し、女性として深みも増してきた。
それに、相方も変わり、
音楽も2、3段、登り始めた様だ。
なにより、
ランチを一緒に、食べたくなる女性になっている(笑)
いつも頂いていたCD。
今回は、1枚、買った。
1人のリスナーとして勝手な素人の感想を後日、
伝える事に。
「食いしん爺は、もの凄く食べてますよね、あちこちに出掛けては」
「せいぜい、食欲を満たして幸福を味わってます」
「食」は、命の基本。
なので、地元の安心安全な素材を使う料理人が好きなのです。
「美味しい」
言葉を無くします。
マスターは、近頃、疲れてる。
あちこちのイベントに参加し、時々、食いしん爺も出かける。
いつも楽しいイベント。
徹夜で作り、持って行くと売り切れ御免の早仕舞い。
「信頼する、頑張って良い物を作っている農家さんから、買わせていただいてます」
店の中のインテリアなど、殆ど自分で作る。
店を始めて5年、
好きな物、作ったものを飾ると言うより、店に置く感じだ。
「お客さんが、美味しく食べて元気になる様なものを出したい」
いつも、話は尽きない。
真面目で立派なクリエーター。
そんなわけで、
身体に優しい食材を強く意識するマスターの海老。
歯ごたえ、旨味、喉越し、
パスタとの相性も良く。
とても美味しい。
微かに刻みが入り、滑りにくいフォークとスプーン。
マスターのこだわり。
思い込んだら止まらない、とても愛すべき頑固人。
WATERにもこだわり。
<サボに行ったら注意、メニューを見るべし>
いつも、瑞々しい地産地消のサラダ。
直接、農家の作り手と合い、見て、食べ、
決めるだけの事はあり。
料理も音楽も試行錯誤で一歩ずつ、一段ごと。
これからは、
先日の夜に食べたパスタ。
この日、ピザは売り切れだった。
部屋で食べる予定だったのに、
すれ違いのお客さんで最後。
まあ、楽しみは取っておくのも、またいいもの。
前に来た時の事を話したら、
「今度、あたしも自転車で来ようかな~」
そしたら、いい曲が出来る事間違いない。
「慌てちゃいけない、遅すぎてもいけない、人生も恋も、チャリに乗って」
無理に漕げは息切れ、止まると転んで怪我をする。
とにかく前へ、進むしかない。
今日も素敵で美味しいランチに感謝。
ちょこっと盛岡の桜の名所の一つ、街より遅い、高松の池をドライブ。
ところが、平日の午後だったが、駐車場も細い道も混んで時間だけが経つ。
途中で迂回して送る事に。
白い肌に沢山、紫外線を浴びさせてしまった。
でも、東京、盛岡と2度の桜を見たという。
さて、車で聞いて帰ろう。
「十三夜物語」
さすがに、ジャケットの写真を京都で、
撮影しただけの事あり。