<音楽が出ます、音量に注意>
<フランク&ナンシーシナトラ>
盛岡の新しい街、広々とした盛南地区。
何度か前を通り、気になっていた店。
「気になったら、早く行く」が、食いしん爺の信条。
店の名は、「DADA(ダダ)」フレンチ。
<季節のデザート>
盛岡駅から盛南大橋を渡り、広々とした道を真っすぐ。
大きなホームセンターの裏の通り。
新しい街の説明は難しい。
青い空、
映える外観、
美味しい予感。
店の入り口には、ワインセラー。
本格的なフレンチ、爺には珍しいこと。
週末のランチは予約で満席。
運良く、ONEテーブルだけ開き、数分待って案内された。
広々とした空間は、新しい街に似合う。
ランチの相方は、
魚のコース、食いしん爺は、肉のコース。
「このパン、美味しいですね」
「ありがとうござます。近くにあるパン屋さんにオーダーしています」
「天然酵母ね?」
「はい、そのとおりです」
流石、本格的に料理を学ぼうという人。
食いしん爺は、ただ、黙々と、
「パンのお代わりお願いします」
スープも美味しい。
しっかりとした味で野菜もたっぷり、
食いしん爺好み。
白身魚のコース、
「うん、美味しい、ここ、いいかも」
上から目線?(笑)
「少し、食べてみる?」そうくれば、
素直に 「はい」
肉のコースは、チキン。
いい感じの煮込み具合、
真ん中あたりにかぼちゃのソースも。
デザート、三層になっている。
・シブーストクリーム
・スカイベリーの果肉入り苺のアイス
・ヘーゼルナッツが香ばしい
目の前で温かいショコラをかける。
心をギュッと捕まれる。
美味しそう。
爺は、季節のデザート。
あっという間に皿だけに。
金柑、キャラメルナッツのクラフティ。
昔、フランスのリムーザン地方、
オーブンの普及していない時代の話、
皆で使っていたパン焼き用のオーブンの予熱で焼いたお菓子だそうだ。
国により、色々なお菓子がある。
「久し振りのフレンチ、どう、この店?」
食いしん爺は、頷く、
「ゆっくりとしたランチが、久し振りなの」
大きく何度も頷く。似た様な暮らしぶりに、珈琲を挟んで苦笑。
ドタバタと過ぎる日常。そんな時こそ、
ゆったりの時間が必要なのかもしれない。
「週末は、予約していただければ」
これが億劫。
何日も前から食べる物を決めて、その日、もし、無性にラーメンが食べたくなったら?
その時、食べたい物を食べる自由が勝る。
見回せば、
中2階、外国の人達がワイン片手に談笑、1階、ファミリーやカップル、奥では10人ほどが楽しそう。皆、予約して楽しいランチ。
「今度は、予約しなくちゃね?」 フレンチのランチ会は終了。
そうそう、温泉に予約さえすれば・・・・
当日に温泉旅館でゆっくりランチを楽しむことは、無理。予約さえすれば、温泉入って手拭い片手に浴衣で部屋に戻れば、美味しそうなお膳。
よし!
コンビニの駐車場に入るとスマホを手にした。
たまに、食いしん爺は、一気にアドレナリンが放出される時がある。
「コンフォート ダイニング DADA(ダダ)」の帰り道のこと。