<音楽がでます。音量に注意>
今年のバレンタインデーは、病み上がり。
イベントは過ぎてしまえば、盛り上がらない。
あえて「盛岡食いしん爺のバレンタイン2017!」
<今年は、盛岡市「いなだ珈琲舎」特製チョコレートケーキ」>
いなだ珈琲舎で人生の先輩と待ち合わせ。季節に一度ほどの珈琲デート。
先に来て、カウンターで待つ。
マスターと雑談しながら、いつも和服姿の先輩を待つ。
その日は、マンデリン。
午後2時ピッタリにドアが開く。
テーブル席に移りながら、
「今日は、珍しいですね、洋服ですか」と聞く。
「足元が悪いのよ、だから、洋服」
確かに、雪もチラチラ。日陰は凍ってツルツル。でも、特に今日、和服姿を見たかった。
<チョコレートケーキを一緒に>
「マスター、美味しいです。これいいわ」
と先輩。
「ありがとうございます」
マスターも自信含みの笑み。
う~ん、珈琲に合う。
美味しいしさに加えてビジュアルも流石。
先月のこと、ここである雑誌の撮影。
カメラマン自身の提案で朝の自然光を活かすことに。
朝の弱い、食いしん爺も参加。ギリギリセーフ。
珈琲を淹れる姿を見て「いい仕事しているな」とつくづく。
朝日が店のカウンターに差し込む中、小気味良いシャッター音。
いなだ珈琲舎のモーニングセットも人気。
朝もいい。
でも、まだ、食いしん爺は、モーニング未体験。
爺の弱点。
寒い、暑いと朝。
「若い頃(まだ若いです)は、色々と試していましたが、今のところ行き着いたのが、無駄をなくす。余計なものを取り除く事ですね」
マスターの言葉は、説得力がある。
今日も朝から色々な人がやって来る。
美味しい珈琲とモーニングセット、それからマスターの笑顔を求めて。
さて話は戻る。
先輩との話は楽しくて早送りの様だ。
「ご馳走様。美味しいケーキまで頂いて、今度は、ゆっくりお話ししましょう、夜に」
今年は、「いなだ珈琲舎」でインフルが完治してのバレンタイン。
ちょっと寂しい?
いやいや、先輩から昔話をゆっくり聞ける約束のプレゼント。
切なく、ほろ苦い話、甘い想い出や今でこその笑い話など美味しそうだ。きっと昔の話から、この古い街の風土を感じるだろう。
何よりのバレンタイン。
それにしても、なんで「チョコレート・ディスコ」なのか?
ついに爺も時代遅れ?(笑)