<まずは、「食いしん爺」 老舗のおやきを食べてから>

盛岡市肴町のアーケード「ホットライン」で10月中、開催しているフラッグアート展を見に行った。

まず、食いしん爺は、旧生姜町の「佐藤 氷店」に寄る。

夏はかき氷、今の季節は、おやきだ。

2個買ってホットラインに所々に置いてあるベンチで食べる。

皮が、ふわっとして、さっぱり感のある三代続く老舗のおやき。

だから2個いけます。

すいた小腹を満たし、見て回った。

365メートルのアーケードに色々な人達が描いたフラッグが吊るされている。

時折、めっきり秋らしくなった風にはためく。肌寒い風でも、爺は、おやき2個のお陰で温かい。

 

 

近くで見ると、でかい!

「なんだろ? こんなでっかい布は、どこで手に入るのだろう?」

 

 

想像していたのと違い、数多く吊るされ、迫力がある。

 

 

<スタッフが一生懸命に作品を守る>

10月5日、台風18号が来るということで全部、巻き上げたそうだ。

大変なのだろうが、その辺のこの街の人達の心遣いが良い。

出展して貰ったからには、できる限り大切に扱うわけだ。

 

 

子供達から大人まで、力作揃い。 アートだ!

幼稚園や小学校、そして先生などなど造り手も色々だ。見ていて微笑んでしまう。

 

 

ホットラインには、目を凝らすと色々な物がある。

2002年の「未来への手紙」は、いつ開けるのだろう。

 

<めん(麺)サミットのこと>

11月には、麺の街ならではの、めんサミットが開催される。

蕎麦、盛岡冷麺、じゃじゃ麺の外、個性的なラーメン店も多い街で「麺」の「サミット」とは、よくこの街に似合う。

久し振りに、めんサミットで「麺の街、盛岡」を全国に発信する。

 

 

<迫力の大きさは、なんとシーツ!>

なかなか、作るのも大変なことだろう。

昼休み中の知り合いに会った。

「こんにちは、これ、思ってたよりでっかいね。」

と爺が指さすと、

「シーツらしいですよ。普段お世話になってる、あのシーツです。

なんでも岐阜県で行っていたのを見て来てパクったとか? ちゃんと許可をもらったようですね。」

「はあ~、なるほど。しかし美味しい処をパクったね。そう言えば、シーツってやつは、色物とか柄物ってないのかな?」

「はあ・・・・・では、あの、時間ですので失礼します。」

爺は、妙なことを聞きましたかね?(笑)

 

フラッグアート展には誰でも参加できるし、テーマは幅広い。

今度、「盛岡食いしん爺」とでっかく掲げてみようか?

 

 

旧生姜町の羽。(爺が勝手に羽と呼んでいる。) 

ホットラインを縦とすると、所々の交差点で人の流れを呼び込む感じて横に張り出している。

雨の日など、これが入りやすくて便利。

 

 

<国体盛り上げ・わん国体>

国体を盛り上げを目的とした「わん国体」 これは、各県の選手に限らず、盛岡の河南地区にある「東屋本店」「初駒」゜直利庵」でわんこ蕎麦を食べた杯数を都道府県対抗なのだ。

美味しい蕎麦で国体歓迎。河南地区の人達の心意気だ。

 

 

 

<河南の人達は祭り好き>

ハロウィンも賑やかそうだ。

肴町に限らず、紺屋町、八幡、鉈屋町など河南一帯は、ひっきりなしにイベントが開催されている。八幡宮の初詣、裸参り、秋祭り、肴町町の七夕、鉈屋町では、ひな祭りなどなど。その外に盛岡劇場でのイベントがあり、朝市、ぼんぽこ市にアンティーク市。さらには、松尾神社など神社のお祭りも多い。城下町風情の残る古い町並みに暮らす人々は、祭り好き。

 

<スポーツと文化の力>

祭りや催事は大切な文化だ。街づくりには欠かせない。人は衣食住だけ満たされても楽しく生きれない。

スポーツは、特に子供達に夢を与え、祭りは、郷土の誇りや笑顔を育む。それは、生きる希望に繋がるものだと思う。それに、必要な美味しい時間。

 

 

 

<その日は、短く感じた365M>

近頃、店が欠けても、新たな店舗も誕生し、地域に受け入れられている。爺は、意外に活力ある街だと考えている。

地域発のニュースソースも市内で一番多いのではないか? それに、SNS系も賑やかだ。

一見とは違って入り込むと「河南は、熱い!」と肌で感じる。

フラッグアート展を見て歩きながら、肴町ホットラインは、生活感、溢れる中にも、30万市民の広場なのだという想いを感じた。日頃は、長いアーケードだと思っていたが、短く感じた365メートルだった。

 

それでは、アートがよろしいようで!