盛岡から、下道(一般道)で南に一時間ほどで
花巻の老舗蕎麦屋 「嘉司屋(かじや)」に着いた。
創業明治37年(1904)
あの、宮沢 賢治さんもよく食べに来ていたという
嘉司屋(かじや)さんです。
賢治は、何を好んで食べていたか?
「かしわ南蛮」だそうです。
とても落ち着いた雰囲気の老舗です。
さて、まずは、宮沢 賢治さんが「かしわ南蛮」ならば、
爺は 「カレー南蛮」です。
実に、トロ~リが旨い!
蕎麦と汁がきちんとしていて、何ともいい味!
とにかく爺の本領発揮、箸が勝手に動いて止まらない。
次は、揚げ出し豆腐!
もう、説明は、いりませんよね、見てください。
そして、必ずといっていいほど頼む、「タコ唐」
かる~く、噛むと、じゅわじゅわーーっときます。
ほとんど、何もつけずに口に入れます。自然に笑顔がこぼれます。
今日は、ご一緒してくださった方には、天ざるを薦めました。
勿論、「食いしん爺」だからと言って強要しておいて、
食べさせてもらおうなどとは、
ちちっとしか、思ってませんでした。
「おすすめは?」
と聞かれたので、
「最初は、ざる系から・・・・」
と言ったまで。
ご覧のとおりです。
蕎麦湯も出汁の良い香りがします。
昔の、店の屋根についていた鯱のようなものが
レジの下に陳列してありました。
大きいです。
大きすぎて、しっかりガラスケースに入り切れていない
とのことでした。
あ~、幸せ満腹、ハンドルを握りながら鼻歌交じりで
盛岡に帰りました。
嘉司屋第2弾はあると思います。