6月10日の対ホークス戦をテレビ観戦できました。玉村投手のプロ初勝利はまたもやお預け、試練は続きます。

◇最高のピッチング
 玉村投手はストレート、スライダーともに冴え渡る素晴らしいピッチング。制球が良いので、しっかりと内角を突くなど相手と勝負ができていました。また、外国人助っ人にホームランを喰らうことが課題でしたが、今日はスタメンにバレンティン選手がいなかったことも幸いだったかもしれません。

 勝ち投手の権利がかかる5回も何なく乗り切り、圧巻は6回、2死1塁でバッターは柳田選手。1発が出ればたちまち逆転の場面。3ボールとなりますがそこから巻き返してフルカウントに。最後はこの日100球目となる渾身のストレートがアウトローに決まって見逃し三振!6回3安打無失点の堂々たる若武者ぶりに惚れ惚れしました😃


◇リリーフ陣惜しかった、、、

 これはもう、何がなんでも、絶対に、是が非でも、玉村投手にプロ初勝利を付けなければならない展開。しかも1-0というリリーフ陣にはこの上ないプレッシャーがかかるスコア。まずは7回は森浦投手が三者凡退でつなぎます。森浦投手もなかなかの強心臓です😃

 8回は塹江投手。先頭の甲斐選手に落ちる球をうまく掬われレフト前ヒット。送りバントで1死2塁となり、迎えるはこの日3安打の三森選手。ここでスライダーが真ん中に入ってしまい右中間を破られる3ベースヒットとなり1-1の同点。玉村投手の勝ちが露と消えてしまいました。しかも1死3塁で一気に逆転のピンチ。気落ちしたでしょうが、ここはしっかり気持ちを切り替えて後続を断ちました。ベンチに戻ると顔をタオルで覆いうなだれる塹江投手。残念ですが、勝ち越しまでは許さなかったところはさすがセットアッパーです。

 9回は栗林投手。四球やボークなどで2死2,3塁のピンチを迎えますが、最後は代打の柳町選手をフォークで空振り三振に打ち取り1-1でゲームセット。


◇打線は援護できず

 打撃陣はクロン選手のソロホームランのみで玉村投手の援護ができませんでした。しかし今日は相手先発のレイ投手もストライク先行のナイスピッチでした。あえて言うなら8回の攻撃での代走曽根選手の盗塁死は残念でした。カウント2-0からでも相手バッテリーはウェスト気味に外した投球でしたから、読まれていたかもしれません。流れ上、これがその裏の同点に繋がってしまった感はあります。


 なかなか勝ちに恵まれませんが、今のチーム状況で、ホークス戦を2分1敗で乗り切れたことは御の字でしょう。

 次戦のバファローズ戦は大道投手がプロ入り初の先発に挑みます。先は考えず1イニングずつ全力で頑張って欲しいです。連敗止めるぞ!がんばれカープ!


ではまた。