リオの修行日記

リオの修行日記

シェルティの男の子「リオ」の修行生活。
果たして、リオは立派なシェルティになれるのか。

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今更ですが・・・


 

   あけましておめでとう♪

   ございまし!!


               お久しぶりでし。リオでし。


    ママがお仕事をまた始めてから、
                ママのぐうたらにも磨きがかかって、
    こ~んなにご無沙汰になっちゃったの。
    お友達のママは、お仕事してても、
    ちゃ~んと更新してるのにね。
    ぐうたらにも程があるよね。
    ぼくには報告したいことが一杯あったのにね。



    ・・・ってことで、今更だけど、
    去年のぼくたちを一気にご報告。





    去年の冬は東京にも大雪が降ったよ♪

    アッシュも雪は大好きなの。ぼくもね。

    雪国の人は大変なんだろうけど、
    たまに降るなら楽しいな  
    

     


    これはアッシュのお誕生日のディナー
    4月29日だね  2歳になったんだよ


    美味しそうに食べてるね








    夏は清里っていうところに旅行に行ったよ
    一杯遊んで楽しかったな







    あ、それから。    

    秋にはとっても嬉しいことがあったの。


    道満のふれあい会に行ったらね、

    同胎の妹のファニちゃんに会ったの
    かわいいでしょ


    「えへへ」 「本当にあたちのお兄ちゃん?」




    「ぼくの妹だよ「・・・。」

    「にはは「お兄ちゃん、がさつ


    「お兄ちゃん、髪の毛ボサボサでしよ



    ねっ ぼくの妹可愛いでしょ
    ママは、ファニちゃんは おしとやかで、
    お嬢様でいいなぁ、って言うんだよ。
    ぼくは、わんぱく小僧だからね



    それから、12月29日。
    ぼくのお誕生日  
    ぼく、3歳になったよ


    お誕生日のディナーと



    プレゼント




    そして、記念撮影







    駆け足でこの1年を振り返ってきたけど、
    本当はもっと色んな楽しいことがあったんだよ。
    ぼくは、もっとお話ししたいんだけど・・・。
    ママがぐうたらだからねぇ・・・。

    今度はいつ会えるんだろ
    もっとみんなに会えるように、
    ママの足でも噛んで、はっぱをかけておくね。

    じゃあ、またね

 1年近くのご無沙汰になりますが  


 みなさんご存知のとおり、ももさんのおうちで暮らしていた保護犬、ラフコリーのいっちゃんが、昨日お星様になりました。

  
 ずっと、ずっと気になっていたので、昨日は(仕事中ではありましたが)朝から何度も、ももさんのブログをチェックしていたのですが・・・。
 11時頃だったでしょうか。
 お辛いでしょうに、ももさんは、いっちゃんが旅立った直後に訃報をアップしてくださっていました。


 あまりにもショックで。
 思わず、会社のトイレに駆け込みました。
 会社のトイレに駆け込んで泣くなんて、遠い昔にあったような、なかったような・・・。それくらいのショックでした。

 当事者でもなく、陰ながら応援することしか出来なかった私が、一体何をやってるんだ? ももさんやお兄さんは、どれほどお辛いことか・・・、とも思いましたが。
 でも、涙が止まりませんでした。



 いっちゃんが保護されて、ももさんのおうちにやって来た時。

 酷い、酷い床擦れがあり(どれほど狭い所に閉じ込められていたの?)、大きな身体なのに15㎏ほどしかなく(何を食べて生きてきたの?)、フィラリアもあり、様々なアレルギーもあり、毛はポソポソでとてもラフコリーとは見えず、よくぞ生き延びてくれた、というほどの惨状でした。
 一体どのように命を繋いできたのでしょう?


 それでも、ももさんのおうちで。
 毎日の美味しい食事、楽しい散歩、こまめなシャンプーに手厚い手当て・・・。
 いっちゃんは、表情も明るくなっていき、体重も徐々に増えて、どんどん可愛いコリーさんになっていきました。

 いっちゃんの年齢も、推定2~3歳だということが分かってきました。


 あぁ! うちの2歳児ボーイズと同級生だ!!
・・・と、私は勝手に思いました。

 だって、やることが似てるんです、本当に。

 いっちゃんは身体が大きいから、ドンドコすると、ももさんは大変だったでしょうが。
 うちの2歳児ボーイズも、同じような事やってます、常に。
 色んな物に興味があり過ぎて、ついつい突っ走ってしまう。落ち着きがない。
 しょっちゅう「こらっ!!」って言っています、私。
 まぁ、私の躾が悪いのもあるんでしょうが・・・。


 だから。
 あぁ、いっちゃんは。本当に2~3歳の男の子なんだな。ボーイズと同級生なんだな、と思っていました。

 それだけに。
 いっちゃんは、あんなにも過酷な状況を生き抜いてきたのか、と思うと・・・。
 まだ、ほんのお子ちゃまなのにね。

 いっちゃんを酷い目にあわせたのも人間なのに、それでも人間を嫌いにならなかったのは、何故なんでしょう?
 もちろん、ももさんとお兄さんの深い深い愛情に包まれたから、というのが大きいでしょう。
 でも私は、いっちゃんには、何事にも諦めない力があったんだと思います。
 「生きる」ということにも諦めず、人間に対しても諦めず、真っ直ぐに前を向いて。
 本当に強い仔です、いっちゃんは。
 だからいっちゃんは、ももさんのおうちで、愛されて、甘えたり、いたずらしたり、怒られたり、撫でられたり、ギュッとされたり・・・、とパピーからやり直して、
そして素敵な家族を見つけて、幸せな犬生を送るんだと信じていました。


 いっちゃんが体調を崩した、との記事がアップされた時。
 私は、先代シェルのルルが体調を崩した時を思い出しました。
 ももさんの文面から、何か重大な事が起きている感じがしたので。
 でも、信頼できる先生に全力を尽くしていただいているのだから、大丈夫。
ルルは悪くなる一方だったけど、いっちゃんは回復の兆しがあるんだから、大丈夫。
起き上がって、リハビリもできたんだから、大丈夫。・・・と思っていたのですが・・・。


 神様は本当に残酷です。
 こんなに早く、いっちゃんを連れて行ってしまうなんて。
最後まで頑張り続けたあの仔を連れて行ってしまうなんて。
もっと、もっと幸せになるはずだったのに・・・。


 いっちゃん。
 お姉ちゃんとお兄ちゃんのおうちで暮らせてよかったね。
初めて食べる美味しい物や、楽しい遊びやお散歩。そして何よりも、両手離しで愛されること。
 いっちゃんは、いつも幸せそうに笑っていたね。
 短い間だったけど、幸せだったんだね。
 過去の辛かったことなど、もう全部忘れちゃったね。
 そして、いっちゃんの家族は、ずっと永遠に大好きなお姉ちゃんとお兄ちゃんだね。
 いっちゃん・・・。


 そして、最後に。
 いっちゃんの奇跡を信じるあまり、「大丈夫。大丈夫。」と言い過ぎたことで、
厳しい状況を間近で見ていたももさんとお兄さんに、多大な心労をおかけしてしまったかもしれません。ごめんなさい。
 まだまだ、ご心痛が続くことでしょうが、どうかお身体を壊す事のないよう・・・。



 いっちゃんは、お空に転校しちゃったけど・・・。

 
 「でも、ぼくたち。これからも、いっちゃんと同級生だよね?」




 

みなさま。

長らくご無沙汰しておりました・・・





「ほ~んと。サボるにも程があるよね。
ぼくたちも、ものすごく迷惑したよ




・・・すんません。



6月の末からバタバタと。




義父の3回忌があったり、母の入院があったり。





一段落したところで夏風邪をひき・・・。




やっと復活した8月は・・・。


ええ。
お察しの通り、ぐうたらしてました (^^ゞ




「本当にひどかったでしよ。おりしばん(お留守番)ばっかりで
それも、朝に出て行ったっきり、夜まで帰って来ないんでしから






「一段落したと思ったら、熱なんか出しやがったんだよ
その後は、貧血だの、胃が痛いだの・・・





「そのあとは、体調が戻ったくせに、ぐうたらしてまし・・・






・・・・・。


ははは・・・。









さて、今日、そのぐうたらな私が重い腰をあげたのは。







今日、8月13日は先代シェルのルルの命日だから。
それと、亡き父の誕生日でもあります。




ルルが亡くなったのは2001年の8月13日。11歳9ヶ月でした。
12年も前ですから、今年は13回忌になります。



ルルの最後の1週間については、思い出すと12年経った今でも悲しくて、悔しくて・・・。



ちょっと長くなりますが、お時間があるようでしたら、聞いてくださいまし。






ルルは実家で飼っていた、私の妹でした。
遊んで、遊んで、と私の後をくっついて歩く、本当に可愛い子でした。
ルルがまだ若い頃、私は仕事の都合で実家を出て一人暮らしを始めましたが、
どうしてもルルに会いたくて、極力週末は帰っていたものでした。



ルルは半年に1度、私のボーナスの時期に健康診断をしていたおかげか、
特に大きな病気もせず、健康そのもの。
ただ、食いしん坊だったので、ちょびっとグラマーだったかもしれません。
父が甘かったから・・・(^▽^;)



ルルの主治医は、実家から徒歩5分ほどの獣医さんでしたが、
私が実家を出てから、いつの間にか実家から20分以上かかる獣医さんに変わっていました。
近所の獣医さんはとってもこわいので、評判があまり良くなかったようで・・・。

でも、私は結構好きだったな。飼い主に厳しいのはペットの健康のためだし。
ただ、こわいだけじゃなくて、とても皮肉な言い方をする先生だったので嫌われちゃったのかな。

で、いつの間にか主治医となっていた遠くの獣医さんは、評判のいい獣医さんだそうで。
後に、ルルがシニアになった頃に付き添いで行ったことがあったのですが、
うん、まあ、感じのいい先生ではあった。

ご夫婦でやっている動物病院で、ルルの担当は奥さん先生でした。
ルルはシニアになってから後ろ足の関節があまり良くなくて、奥さん先生は関節の専門だそうで。
まあ、ずいぶん流行っている病院だし、別にルルは身体のほうは健康だし、「関節」だからね。いいんじゃないの?って思ってた。


だけど・・・。



2001年、ルルは11歳になって、関節の薬をもらいに毎月通院してました。
8月の通院の際、奥さん先生から「薬を変える」と言われた母。
「扱う薬を違う製薬会社のものにするけど、どうしても薬を変えたくなければ、今後も取り寄せるけど」と言われて、母は「わざわざ取り寄せてもらうのも悪いし」と薬の変更を了承しました。



その日の晩ゴハンから新しい薬を服用すると・・・。



翌朝からルルはゴハンを食べなくなった!



電話で「ルルがゴハンをたべないのよ~」なんて暢気に言う母に、「ルルがゴハンを食べないなんておかしいじゃない?」と詳しく聞くと、母は薬を変えた一連の話をした。


「すぐに病院に電話して、症状を詳しく先生に伝えて、どうするか聞いて!」



しばらくして、再び電話してきた母から、奥さん先生は「ルルちゃんにはちょっと合わなかったのかもしれませんね~。薬の服用はやめて、ゴハンは無理に食べさせないで様子を見てください。1~2日食べなくても問題ないですから。」と言って、特に問題はないようだ、と言ってきました。



おかしいじゃない? 
診察もしないで問題ない、だなんて!



居ても立ってもいられなくて、実家に駆けつけました。
ルルは・・・。ちょっと元気がなかったけど、でも、いつものように私を大歓迎してくれました。


私は、「診察もしないで問題ない、だなんて、無責任だから、違う獣医さんに見せたほうがいいんじゃない?」と言いましたが。
両親は「ルルは食欲はないけど元気だし、ずっとルルのことを見てくれてる先生が大丈夫だと言っているのだから、このまま様子を見る」と聞き入れてもらえませんでした。


ルルは2日経ってもゴハンを食べませんでした。
それどころか、オシッコも出なくなってきました。
私は、強く医者を変えるよう訴えましたが、
両親は、奥さん先生が「親切にも」往診してくれると言うので大丈夫、と言い張ります。
その日は、奥さん先生が来て、点滴を打っていったそうです。


次の日も往診に来ると言うので、私は実家に行って奥さん先生にちゃんと聞こうと思いました。
実家に着くと、明らかにルルは元気がなくなっていました。だるそうにしています。

奥さん先生が来て、ルルに点滴をしている間、私は奥さん先生に問いつめました。
なんでこんな事になったのか、と。

先生は言いました。「ルルちゃんにはちょっと、薬の量が多かったのかもしれませんね~。」



薬の量が多かった?!!



それって、医療ミスじゃん?!!!




突然、奥さん先生は「往診して点滴してても時間もかかりますし、ちゃんとルルちゃんを見たいので、2~3日こちらでお預かりして治療したいのですが。」と言ってあたふたとルルを連れて行ってしまいました。
ルルはシャイで環境の変化に弱いので、入院中は面会に行ってもよいか、と尋ねたら、
「面会は、かえってルルちゃんのためによくない」と言われて面会を拒否されました。

今でも、先生に抱っこされて車に乗せられた時のルルの表情が忘れられません。
だるい身体で必死に抵抗して、訴えかけるような目で私に助けを求めてた・・・。



2日後、奥さん先生が車でルルを送ってきました。
ルルは回復するどころか、ぐったりしていました。
「ルルちゃんは、やっぱりおうちじゃなくちゃダメみたいです。」なんて言って、
持て余して返しに来たのが明らかでした。

一体、どういう事なんだ、と詰め寄ると、「腎臓の数値がよくないです」と。
「明日も昼休みに往診しますから」と言って逃げるように帰って行きました。



ルルは、もう自力で立つことも、声を出すこともできなくなっていました。
それでも、玄関のチャイムが鳴ると口をパクパクさせて吠えようとし、玄関に走って行きたいのか一生懸命に立ち上がろうともがいていました。肩で息をしているのに・・・。

こんなになっても、今まで通りの生活をしたいんだ・・・。




次の日、8月13日。
私は午前中から実家に行って、「お昼休み」に奥さん先生が来るのを待っていました。
何が何でも責任を取ってもらう!!!としか考えられませんでした。

が、待てど暮らせど連絡が来ません。


こちらから連絡をすると、「奥さん先生は忙しくて手が離せません」と。
じゃあ、院長先生でもいいですからっ!と言うと、「ぼくは担当じゃないんで、わかりません」なんて逃げます。


あまりの事に、つい声を荒げると、「じゃあ、奥さん先生の手が空いたら連絡させます」




どういう事?!  どういう事?!!!



ルルは、いよいよグッタリとして荒い息をしています。
それでも、側でルルを撫でている私や母をじっと見つめていました。



3時頃、お盆休みで父の誕生日だからと、久しぶりに兄も帰ってきました。
本当に久しぶりに家族が揃いました。





それから1時間後。
ルルは大きく息を吸ったかと思うと、そのままフウーっと息を吐き、呼吸が止まりました。






・・・そのまま逝かせてあげれば良かったと、今は思うのですが・・・。






私は泣きながら「るうっ!るうっ!!」と大声で呼びました。
私が呼ぶ度に、もう呼吸を止めたルルが、呼びかけに応えるように起き上がろうとするのです。何度も、何度も。




ルルを呼びながら、父に病院に電話するよう叫んでいました。




「奥さん先生は忙しいらしい」と言う父の持つ受話器に向かって、

「とっとと着やがれ、このクソ女っ!!!落とし前つけろっ!!!」

と、かなり汚い言葉で叫んでいたと思います






ルルは、私の呼びかけにも段々反応できなくなり、そして、全く動かなくなりました。






奥さん先生がきたのは、それから30分も経ってからでした。
何をするでもなく、ただ、死亡確認をしただけでした。





「ルルちゃんは、ご家族にこんなにも思われて、きっと幸せだったんだと思いますよ」



???





ふざけんな、ふざけんな、ふざけんなっ!!!




後に。





母は薬の変更を承諾した事を後悔し、父は私の言う通りに医者を変えればよかったと後悔し、私は最後の最後にルルを呼び戻して辛い思いをさせたと後悔しました。







あの獣医夫婦は。
普段、人当たりは良くても、獣医としての腕もなければ、モラルもない獣医だったんだと思います。


今は亡き父が、今はもうなくなってしまった実家の庭で撮った、元気な頃のルルと若い私。





ルルが逝ってから10年以上経って、やっとリオとアッシュと暮らすことができるようになりました。




でも、未だに、動物病院をどのように選ぶか、迷ってしまいます。









この子たちには、絶対にあんな思いはさせないから。




るう。見守っててね。