欅坂46のデビューカウントダウンライブでの、「キミガイナイ」のステージの振り付けというか演出が、映画「マーラー」と関連があるらしいということで、ネット上でさまざまなことが言われている。
曲の初めのところで横たわったまま担がれて出てくるところで、それが葬列を暗示しているらしいということらしい(曖昧な言い方ですみません)。

マーラーの棺が担がれていく「映画」と言えば、ケン・ラッセルの「マーラー」の中の有名なシーンであろうか。
そこで使われているのは、まず第5番第1楽章、続いて第1番第3楽章、火葬炉のところでは第9番第1楽章、その後、灰が出されてからのシーンでは第7番第3楽章であった。
どれも非常に効果的に使われている。

だが、欅坂46のイメージとはあまりにもかけ離れているのではないだろうか。