昨年の春に、「好酸球性筋膜炎」という非常に特殊な難病を発症して、四肢のひどいむくみと痛みのために、かなりいろいろな面で行動に制約がありました。昨年の10月頃が最も症状が重く、日常生活にも支障をきたすほどでした。
着替えも一人ではできない、箸も使えない。
足が痛くなるので、10分と同じ姿勢で腰掛けていられない。等等の状態でした。
発症から一年余になりますが、幸いなことに適切な治療を受けることができて、かなり症状は改善されました。まだ手足のいろいろなところが不自由であったり、痛みがあったりはしますが、一応普通に生活はできるぐらいになりました。
病気の自覚症状が少しずつ強くなりはじめていた昨年の6月頃に7、8割ぐらいまで進んでいた新しい「マーラー論」も、書けなくなっていたのですが、一年余の中断の後、7月半ばから執筆に戻ることができ、9月初めに一応書き上げることができました。