100年前の今日、1911年5月18日、マーラーは亡くなりました。


マーラーの曲をいくつか聴いたあと、

忘れてはいけない、以下の曲も合わせて聴きたいと思います。


まず、

少年時代のマーラーがピアニストとして演奏した記録があるリストやタールベルクの曲。


次に、

マーラーの「作品」としては、最初に出版された、ブルックナーの交響曲第3番の4手ピアノ版編曲。


それから、

ニューヨークでの最後のシーズンに最も多くの回数取り上げた、『バッハ組曲』。


「チェンバロ」のパートにピアノを使った唯一の録音である高関健のCDが個人的には一番好きです。

後期ロマン派に於けるトランスクリプション/高関健 群馬交響楽団
¥3,000
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ちなみに、私が持っているCDのブックレットに昨年サインをしていただきました。
アレグロ・オルディナリオ~マーラー資料館とわたしの大切なこと-110518_1939~01.jpg


そして、

この『バッハ組曲』の中のアリアのメンゲルベルク盤を忘れるわけにはいきません。

下のナクソスの3枚組みに収録されています。

J.S. バッハ:マタイ受難曲(メンゲルベルク)(1939)/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
¥3,750
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ところで、『マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来』という評伝の原稿を書き上げ、先ほど、後書きも書き終わったところです。

今までのマーラー像とは全く違った側面に焦点を当てて書いています。

今は校正のゲラを確認している段階です。

来月早々にはアルファベータから出版される予定です。

時期などの詳細がはっきりしましたら、また、ご案内させていただきます。



4月20日前後に発売となっている、こちらも宜しくお願いいたします。

【映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」 公式ガイドブック】クラシックジャーナル043/著者不明
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