本日2月9日は、アルバン・ベルク(1885-1935)の誕生日です。
この人については、関連記事専用のブログを作りたいくらい書きたいことが、例えばマーラーとの関係(本人が受けた影響や、「マーラーと死」についての俗説の形成に図らずもこの人が果たしてしまった役割など)やアドルノとの関係といったことがたくさんありますので、今日はお誕生日であることをお知らせするに留めたいと思います。
まずはお誕生日を祝して、最も美しく完成度の高いカラヤンの演奏を聴いてみましょう。
カラヤン/新ヴィーン楽派管弦楽曲集
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叙情組曲からの3つの楽章と管弦楽のための3つの小品が収録されています。
一緒に入っているシェーンベルクとヴェーベルンも最高の演奏です。
また、新ヴィーン楽派をこよなく愛したグレン・グールドにとっても、ベルクはとても重要な作曲家でした。
ソヴィエトでのライヴも聴いていて熱いものがこみ上げてきてしまうような演奏ですが、まずはこの一枚をお聴きいただくのがいいと思います。
ベルク/ピアノ・ソナタ作品1他
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