今日はマリー・アントワネットの誕生日です。

マリー・アントワネットというと日本では何か「思慮分別のない浪費家の困った人」という型にはまったイメージで捉えられることが多いのですが、私は決してそのような人ではなかっただろうと考えております。

そのようなことについて書こうとすると、とても煩雑な資料を挙げながら入り組んだ議論を展開しなければなりませんので、それはまたの機会にします。


でも、私が抱いている聡明で繊細な感覚を備えた王妃というイメージを直接感じ取っていただけるのではないかというCDを紹介します。


ここで歌っている池田理代子さんは言うまでもなく、あの池田理代子先生です。

ヴェルサイユの調べ~マリー・アントワネットが書いた12の歌/池田理代子
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そして、マリー・アントワネットの最も代表的な作品「それは私の恋人」から始まり、フォーレ、ラヴェル、サティなどの素敵なフランス歌曲が続き、「枯葉」やM.ルグランの「愛のささやき」なども魅力的に歌っている唐澤まゆこさんの素敵なアルバムです。

アントワネット パリからの絵葉書/唐澤まゆこ

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唐澤まゆこさんを出したので、ついでにというのもなんですが、日本の歌もとても素敵です。
なつかしい未来 ~日本のうた/唐澤まゆこ
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ジャケ買いしたくなる人がいるかもしれませんが、後悔はしません。