被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。


数年前、北海道も震災がありましてね

真夜中でした…am3時頃かな?


日頃から母に

「地震の時は何も考えずトイレに行ってドアは閉めるな」と言ってあるのを肝心の私が忘れてて←

緊急地震速報が鳴って揺れた時に呼べど返事がなく、そしたらトイレにいたという笑


まぁ母は素直で宜しいんだけど(笑)問題は猫。

ベッドの下に潜って懸命に名前を呼ぶけど

あちこちで物は落ちるわ、家具は倒れるわ、携帯からは凄い音してるわ、で

寝室のど真ん中で「ア"オ"ー!ア"オ"ー!!」(訳:誰かー!誰かー!!)

一旦治まった時に抱き上げて母と共にいる様トイレに入れようとするも、もう震えてしがみついて離れない

生まれて初めての事だもの、そりゃそうだよね

そんな中でまた余震が来て…ともうすっかりトラウマになりました。

今でも大きくなくても地震は勿論、強風で窓がガダガタ言うのもダメ、TVのニュース速報の音もダメ、トラックの『右へ曲がります』もダメ、玄関チャイムもダメです


まぁ難しい事はこちらの論文をどうぞ

緊急地震速報の一般向け報知の効率化


そいで、揺れが治まった時に急いで浴槽に水を溜めてTVを着ける、と今度は停電

マンションなので水の組み上げも電動の為、断水


ただ幸い怪我などもなく、散らかった部屋の中で避難する際の準備をするも

さぁどうしよう、動物OKな避難場所が近くにない

いつでも出られる様にだけして部屋にいる事にした。


その後ラジオから【ブラックアウト】と【復旧まで2週間】というワードが出て、

「(職場が)終わった」と思いました


携帯は使えたので、即LINEで連携をとるも

今の様なポジションじゃなかった私から見てもお恥ずかしい話ですが、何もかもが遅い


まず安否確認は?

保守はどうなってる?

ローカルに入ってる業務リストはサーバーに移行してあるのか?


朝になってやっと当時の統括から「取り敢えず全員出勤してください」とLINEが入り、速攻で電話して「ふざけるな!!」と怒鳴った記憶があります

何故なら当時…これ書いて大丈夫かな…とある区域で国道が縦に断裂して、その辺に住んでる人達だけ連絡が取れなかったんです


私に関して言えば職場に行くのは構わない

ウチからは自転車でも徒歩でも行けるから

でも取り敢えずって何だ

何故緊急時対応をマニュアル化してないんだ


てか行って会社で何をするんだ

皆だってそれぞれやる事がある

避難してる人もいるだろう

小さな子供がいる家だってある

安否確認を何故優先しない?

ましてや「取り敢えず全員出勤」って何だ


今思い出してもムカムカするので辞めるけど

それから約1週間程、自宅で被災生活でした


コンビニでも喧嘩してるお客さんいたなぁ

おでんを売れ、と。

不幸中の幸いでもあるけど、暑い時期だったから停電で熱を通さないまま常温で放置した物を売る訳にはいかないんだよね

「腹壊したってこの店のせいにしなきゃいいんだろ?!」「売れないなら無料で配れ(うおい!)」とか…苦笑


その中でも赤尾&西尾一族は本当に良くやって下さいました

西尾家の1人と過去に一緒に働いた事あるのよ^_^


てか逆にウチは『被災バブル』だったの笑

冷蔵や冷凍してある物で火を通せる物はカセットコンロを使って全て調理してなんてやってたら、来客用のA5和牛とか鰻とか食べなきゃならないからさ

懐中電灯の下で食べるA5和牛は美味しい筈なのに味気なくて不味かったよ…泣笑


水を公園まで汲みに行ったりさ

復旧した友達んちに行ってお風呂入らせて貰ったりさ

色んな物が倒れて壊れたりしたから直せる友達が来てくれたりさ

ウチに高齢者がいる事を知ってる友達も取り敢えず来てくれて兎に角私に寝る様に言ってくれたりさ


とゆーのも私の住んでる区域は復旧が一番後回しになったからです


まぁダラダラ書いたけどね

その十倍ですよ、今回の北陸は。

そしてその百倍ですよ、東北は。


…出来る事をね、考えた


真っ先に思い付いたのは業務移管だった

サーバーに上がってる分だけでも北陸支部の業務はウチに移す、って決めた

独断だったのでウチの子達に無理はさせられない

なので実は元日の夜から働いてました


少しでも少しでも

負担が軽くなる様に。


地域によっては被害そこまで酷くないと聞いたけど、それでもインフラ復旧する迄は今まで通りにいかないからね


業務が終わらないって嘆く子達には「すまーん!」と笑うしかない

そして1人執務室でローカルに移管したリストの残りをExcelに落とすと300とかあって、

「しびれるー♪」とくるくる回る行為を私は


【ハッピーターン】


と呼んでいます笑

一日でも早く、笑顔が戻ります様にと



願いを込めて。