勝手にレビュー25『No.0』BUCK-TICK | HYPOCRITICAL GRAVE

勝手にレビュー25『No.0』BUCK-TICK

今回はBUCK-TICKの作品でございます。


2018年リリースのアルバム『No.0』です。


近年の彼らの作品として好きな1枚です。



 TODAY'S
 
BUCK-TICK
『No.0』

2018.03.14



零式13型「愛」

BUCK-TICKらしい1曲。

とにかくBUCK-TICKらしいなぁって感じ。

私はあまり好んで聴くタイプの曲じゃないけども。



美醜LOVE

これもBUCK-TICKらしい。

サビいいね。

なんかダークな感じもありつつ、ミラーボールが似合いそうな雰囲気。

勝手なイメージね。



GUSTAVE

この曲めっちゃ好きよ。

近年のBUCK-TICKのライヴ代表曲と言ってもいいんじゃないだろうか。

猫好きすぎでしょ?

もう猫の歌よコレ。



Moon さよならを教えて

先行シングルですね。

この曲、今井さん作曲なんですね。

星野さんだと思ってた。

なんだろう、宇宙的な広がりのある歌だなぁって思います。



薔薇色十字団 -Rosen Kreuzer-

はい、まさしくBUCK-TICK。

これがいいんだよなぁ。

この曲星野さん作曲なのが意外だったな。

イントロから唯一無二感出てます。

プログラミングにPOLYSICSのメンバーが参加しているそうです。

どうりでこうゆう音なのね。

納得。



サロメ -femme fatale-

これは星野さん曲って感じ。

少しうるさめの星野さんって感じ。

この曲もデジタル感強めだけど、ピアノ入ってたりもする。



Ophelia

これこそ星野曲ですね。

このテンポ感と音の広がり感がまさしく星野さんって感じします。

しかし、櫻井さんの歌いまわしはやっぱり独特。

このバンドは誰も真似できないよねぇ。

心地良い音だなぁ。



光の帝国

コレめちゃくちゃ好きです。

90年代後半のBUCK-TICK感も感じるかな。

新しさもあり懐かしさも感じるかな。

相変わらずのギターソロ?っていうのか、、、

今井節といいますか、独特な機械音ノイズって感じで。

カッコいい曲。



ノスタルジア -ヰタ メカニカリス-

相変わらず文学的といいますか、、、。

流石にスゲェ。

歌じゃないもんね。

これが成り立つのがBUCK-TICKですな。

これね、メッチャ好きですよ。

今、知ったんですけどAメロのポエトリーリーディングは今井さんと星野さんによるものらしいですね。

櫻井さんの声だと思ってた。



IGNITER

これもBUCK-TICK節ですよ。

なんたって歌詞がすごいもんね。

ただね、今井さんの〈焔〜♪〉がどうしても〈ホームラ〜ン♪〉に聴こえてしまう俺の耳。

カッコいい曲よ。



BABEL

もう魔王の城感出すぎなのよ。

ラスボス感ヤバ。

前半の〈私は無である♪〉で耳持ってかれた。

かっけーよなぁ。

この手の曲こそ櫻井敦司氏が魔王たる所以ではなかろうか。

聴けば聴くほど魔王感すごいよ。



ゲルニカの夜

雰囲気あるよねぇ。

なんかね、モノクロ映画、路地裏に降る雨の中ってイメージが浮かぶんです。

壮大で壮絶な歌。



胎内回帰

すごくこの曲がバンド感強く感じる。

なんかすごくロックバンドって感じがしました。



懐かしさもあり、

新しさもあり、

デジタル感もあり、

ロックバンド感もあり、

BUCK-TICKとは?

っていうのが分かる1枚なのかなって思いました。


2010年代後半でも進化をし続けているし、

新たな定番曲、代表曲を産み出せるバンドってそういないと思う。

昔のヒット曲や代表曲に頼る必要なんてないよね。


うーん、、、

やっぱまだ次を見たかったなぁ。

いや違うか、次あるんだよね。


うん、受け入れていこう。




以上、おわーり。