勝手にレビュー23『狂言』Ado | HYPOCRITICAL GRAVE

勝手にレビュー23『狂言』Ado

今回はまた別ジャンルのアーティストでいきます。

日本の音楽業界が変わるんじゃないかってくらいの新しいアーティストですね。

音楽ジャンル、リリース形態、メディア露出の方法。

とにかく新時代が来たと思わせられました。


Ado

ボカロP、歌い手というものが一般世間に広がったきっかけにもなったんじゃないでしょうか?

そんなAdoさんの1stアルバムをご紹介しましょう。


では、感想述べまーす。



 TODAY'S
 
Ado
『狂言』

2022.01.26 Release



レディメイド

カッコいい曲やね。

作曲者はすりぃさん。

ボカロ系は詳しくないのですが、なんか見たことある名前だな。

曲の雰囲気とAdoさんの声が非常にマッチしている感じします。

ノリもいいですね。



こちらはDECO*27さんとGigaさん、Teddy Loidさん。

個人なのかどうかも知らんのですが、、、。

こちらも見たことある名前だな。

曲も非常に良いですな。

一筋縄じゃいかない曲構成。

ラップのような部分もあり、所謂最近の曲って感じ。

カッコいい曲だなぁっ。

盛り上がる曲だね。



ドメスティックでバイオレンス

これも好きな曲だな。

これ作曲がkanariaさんですね。

『KING』とか『酔いどれ知らず』ですね。

曲の雰囲気もAdoさん用かな?

Adoさんが歌うことを前提に作ってるんでしょうな。

kanariaさんっぽくないといえばぽくないのかな?

Adoさんの歌い方も数種類あっていいですね。



FREEDOM

jon-YAKITORYさんによる提供曲ですね。

これもいいですね。

これはjon-YAKITORYさんらしい感じもします。

ノリいいなぁ。

やっぱAdoさんのイメージっていうのがあるのかな?



花火

くじらさん提供曲ですね。

この方も名前は知っとるな。

申し訳ない、苦手な部類の音楽ですな。



会いたくて

すんません。

聴かないっすね。

よくあるバラードですかね。

みゆはんさんですかね。

すんません。

存じ上げず、、、。



ラッキー・ブルート

柊キライさんの提供曲ですね。

この曲はなんか違うんだよなぁ。

『ラブカ? feat. Ado』はめっちゃ好きなんだけどな。

あの感じを期待してたけど、ちょっと違ったな。

もうちょっとアップテンポのほうがいいのかなぁ。



ギラギラ

てにをはさんの提供曲ですかね。

名前は見たことあります。

この曲はアップテンポの曲ではないですが、私の好きなタイプの曲ですね。

うん、カッコいい曲。



阿修羅ちゃん

Neruさんの提供曲。

あまり存じ上げずでして、、、。

Adoさんにはこうゆうテンポ感の曲が合っている気がするなぁ。

これ好きだね。



心という名の不可解

まふまふさん提供曲ですね。

名前は見たことあるかな。

あまり存じ上げない方ですな。

他のどの曲とも雰囲気違う。

この曲めちゃいいね。

まふまふさんという方は今回参加のボカロPの中でも実力が上の方かな?

この曲だけ、曲構成とか独特でありつつもボカロ曲ってだけじゃないJ-POPとしての感じもあるなぁって感じました。



うっせぇわ

syudouさん提供曲ですね。

Adoというアーティストを、ボカロ曲というジャンルを、歌い手というものを、その全てを一気にメインストリームに持っていった曲と思っています。

俺自身この曲を初めて聴いたとき「これはスゲェの来たんじゃねぇか?」と思いました。

この初めて聴いたときなんですが、何かのチャートで30位ぐらいで出てきたんですよ。

それが2週間後にはトップ10にいて、気づけば1位にいたということがありまして。

「あぁ〜これが1位になったかぁ。これは業界が変わるなぁ。」って思わされました。

あとは、Adoさんがこの『うっせぇわ』の呪縛を超えられるのか?っていうのが肝心ですね。



マザーランド

この曲もまぁいいね。

煮ル果実さんという方の提供曲ですね。

存じ上げずですんません。



過学習

これ好きなんですよ。

伊根さん提供曲ですな。

存じ上げておらずなんですが、この曲とても好き。

曲構成とかその歌い方とか特別アップテンポではないのですが、この曲めっちゃ好きなんだよなぁ。



夜のピエロ

bizさん提供曲ですかね。

存じ上げておらずでございます。

この曲最初はあまり気にしてなかったんだけど、アルバムでちゃんと聴いて、いいなぁってなりました。

めっちゃ夜聴きたい。




と、ボカロ界ではなかなかなボカロP達が集まったんでしょうか?

私自身もこれをきっかけにボカロ曲を様々聴くようになりました。

まぁ娘がボカロ曲の世代っていうこともあるんでしょうが。


しかしですな、Adoさんはここからが大事だと思います。

私が感じた事としては、、、


Adoの歌とは?


ということです。


いずれもボカロPがAdoさん歌唱用の新曲であり、

普段の自身のボカロ曲とは一味違うということもあるかもしれないのですが、

じゃぁAdoらしさとはどれなのだろう?


歌い手とミュージシャン、アーティストはやはり似て非なるものと感じています。


プロボーカリスト、プロミュージシャンと言えるのだろうか?


Adoさんの独特な歌唱、声というのは突出したものなのかもしれないが、

ネットが当たり前になり音楽の消化速度が早くなった昨今、

彼女が何年続くのか、、、。


ライヴ映像で、生歌を聴きましたが、

プロというには程遠いのではないだろうか?

と思いました。

あまりにも経験値不足ではなかろうか?

歌が上手いのは当たり前の世界だと思います。

当然のごとく歌はうまいのですが、

緊張が分かる歌声。

ライブで生きてきたアーティストの生歌のレベルはよっぽど上ですよ。


まだしばらくは大丈夫そうだが、次の作品は大事になるんじゃないかな?

まだ話題性に事欠かないですが、今以上の大きな話題性を今後維持できるとは思えない。

実力が試されるのはこれからな気がします。


世の中の若者の音楽の聴き方がどう変化していくかってことも関わっていくだろうなって思います。



しかし、私自身、Adoさんの新曲が出るたび楽しみであることは間違いないのです。

ライブ回数が増え、経験値を歌に還元したとき彼女にはまだまだ誰も知らない先があるようにも感じます。

まだまだ楽しみ。




以上、おわーり。