勝手にレビュー12『ARCHE』DIR EN GREY | HYPOCRITICAL GRAVE

勝手にレビュー12『ARCHE』DIR EN GREY


久々になりましたが、今回はDIR EN GREYのアルバム『ARCHE』の感想でも、、、

 TODAY'S
 
DIR EN GREY
『ARCHE』

2014.12.10 Release



Un deux

良い歌。
1曲目としては意外と言えば意外。
ただ置きにきている感があるかな。
歌ものだが、ドラムは意外とやかましい。


咀嚼

冒頭からのギターリフがかっこええ。
シャウトは控え目。
サビは相変わらず高音。


当時、今までのDIR EN GREYにはなかったような雰囲気の曲。
相変わらず声の種類も多い。
ドラムはかなり忙しそうだ。
全体的にかっこいい曲。


Phenomenon

スローテンポの曲。
DIR EN GREYらしくないといえばらしくないのかな。
とにかく彼らの曲としては静かすぎる。
この辺りからこのアルバムへ対して疑問と不安がでてきた。


Cause of fickleness

過去2作『UROBOROS』『DUM SPIRO SPERO』というダークでへヴィな作品からグッと変えてきたなと印象付けた曲な気がする。
しばらくこういった疾走感のある曲はなかった。
当時は懐かしさも感じた。
軽さも感じる曲。


濤声

歌もの。とにかくこの手の曲が多い。
過去のDIR EN GREYにもありそうな曲。
ちょっと新鮮さはなかった。


輪郭

そしてシングル曲。
京さん復帰一発目。
ほぼファルセットというの新鮮。
そんなに聴かないけど。


Chain repulsion

『Cause of fickleness』のような疾走感のある曲。
『MARMALADE CHAINSAW』に近いイメージ。
こうゆうの好き。
ドラムがいいね。


Midwife

途中曲調が変わるDIR EN GREYお得意のパターン。
でもこれはそんなに好みじゃない。
個人的にはあまりピンとこなかった。


禍夜想

記憶に薄い曲なんだな。
わりと静かな感じ。
これまでのダークさはないんだけど、、、
なんか違うなぁ。


懐春

さらに静かな歌もの。
イントロからのベースがかっこいいね。
ただ好みじゃないんだよなぁ。


Behind a vacant image

なんでしょうな、、、こうまで自分の好みでない曲調が続くとは。
こうやって今聴くと更にDIR EN GREYであってDIR EN GREYでない。
途中テンポ早くなりますが、、、うーん違うな。


Sustain the untruth

シングルでリリースされた当時は随分と変えてきたなと。
独特。
この曲はありだが、好きかどうかはなんとも。
結果サビはゆったりした印象。
ギターリフもいままでと比べるとちょっと微妙だな。

空谷の跫音

ゆったりとした歌もの。
後に「LUNATIC FEST」でSUGIZO氏と共演し「feat.SUGIZO」として音源化される。
という思い入れしかない。


The inferno

今作唯一全編シャウト。
それなのに僕はあまり好きじゃない。
ギターリフもあまり良いとは思わなかった。
アルバム自体がダークさが薄れているせいか、ちょっと弱い気がする。
全体がもっさりしている印象。
この曲にはもっとダークでへヴィなものがよかった。


Revelation of mankind

DIR EN GREYらしい。
最後は爆裂している。
ただまとまりは悪い気がする。
なんか物足りない。


アルバム全体でいうと、彼らにしてはだいぶゆったりした作品。
年齢を重ね、落ち着いてきたのかな?という印象。
(まぁ次回作である『The Insulated World』で落ち着く気などさらさら無いと思い知らされたわけだが、、、)
当時はだいぶがっかりしたもんだ。
バランスも悪く感じた。
曲数のわりに静かな曲が多すぎ、全体の音もなんかもっさりしている感があった。
DIR EN GREYを聴いてきたからこそこのアルバムはバランスが悪く感じた。


しばらくは更新頻度悪くなりますが、ちょっと古い作品やっていきます。