皆様はシュトーレンお好きでしょうか?

ドイツ ドレスデン発祥のクリスマスの銘菓です。

なんだかパサパサしてるようで、

同じクリスマスの銘菓でも、

パネトーネの方が美味しいかもって

ずっと思っていました。

先日ドレスデンで

シュトーレンで有名なお菓子屋さんに行きました。
 

あら、お店の外観がありませんが、店内。

{F85DAD48-DA62-42AB-B3C1-56867E7444C7}先日、ドレスデンで

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試食のシュトーレンが

しっとりして、

今までの中で一番美味しかったかも!

シュトーレン祭りのお話しも

しっかり聴き、

ランチもいただき、

そのランチのスープが

シンプルだけれど

滋養があって

沁みました。



シュトーレン

聖マルチーヌは神秘的な力のある、

貧しい人には色々なものを与える心優しい人でした。

ある冬のさなか

マルチーヌはドレスデンの町で

腰だけ衣をつけ、

悲しそうな目をして座っている男を見て、

一枚の衣を残して、

全てを人に与えてしまったのに、

見るに見かねて、

衣を半分割いて、

男の肩にかけてあげたのです。

マルチーヌは

その男の人が

微笑みながら立っている夢を見ました。

光の輪で、

それがキリストであるとわかりました。

マルチーヌは絶命してしまいますが、

それが聖人になるための

最後の試しであったという逸話があります。

ストール=シュトーレンなので、

私たちは肩にストールをかけて

笑いあいました。


シュトーレンには諸説ありますが、

慈善事業やボランティアが

クリスマスからということを考えると

私はこの話しを信じたくなります。


因みに、

モロッコでは

クリスマスのテーブルはひと席余分に用意をします。

困っている人がいたら

一緒にご飯をたべるためにです。

そうそう、

同じくモロッコでは

パンやおかずが余った時には

ビニール袋に入れて

家の外に出しておくそうです。

本当に食べられず困っている人へのプレゼントらしいです。

いろいろ考えされられる話です。