久々に小説を読んでみたらこれが良い本で(T-T)
そりゃー全国課題図書に推薦される本ですわ。
人を尊び、愛する人が
人から尊まれ、愛される、と。
日韓併合を日本が推し進めた時代に、朝鮮の文化と人々をよなく愛し、そして愛された稀有な一人の日本人の半生を描いたお話です。
こんなふうに現代で生きられたら神だな。
もともとの芯の強さがあってこそですよ。
以下、作中にて一番素敵と思った文を抜粋。
「内外多忙にて寂しきことなく不自由の生活も修業と心得れば尊き恵。地上遠く離れて我が為に祈る者ありと思えば、励まされもし自重の念も起こる。夏に冬を慕い、冬に夏をのみ思うは愚者なり。夏ありて夏を楽しみ、冬来たれば冬を味わう。この心を神は嘉す。自然における草木の如く、正しき成長はそこにのみある」


