青空の記憶無い世界、求めて手を伸ばせば指先から真っ青に染まりそうな空の青いま蝉が鳴き出し始まる3度目の夏夢を、生活を、その理由のいくつかを、失っても私たちはじゅうぶん生きて行ける欲にかられて指の隙間から遠くの光を見つめれば目眩を起こす渦巻きだ巻き込まれればやがて空虚に連れさらわれる渦巻きだここにはない、空をきわどくかわして息をつめる無い世界、の裏側で