主人のいとこ夫婦が近所に住んでいる。
その奥さんは専業主婦。


彼女とは去年から数回顔を合わせることがあったのだが、親族が大勢集まる時も含め、全て、化粧はせず、短い前髪はアメピンでとめ、肩までの髪は黒いゴムで後ろでひとつにまとめていた。
まとめている、というより、しばっているのほうが合っているかな。


先日、彼女が子どもと近所を散歩しているところを見かけたが、また同じ髪型で、化粧はせず、白いダボッとしたTシャツに、膝下丈の薄手のパンツにサンダルだった。


彼の奥さんも専業主婦だ。なんとなく彼女と同じ感じじゃないかと思う。
彼と会えた時には、私に必ず「可愛い」と何度も言い、服や靴も「素敵だね」と褒めるからだ。


女性らしい装いを気にかけなくてもよく、夜はしたくないから拒否をし、それでも旦那の給料で生活ができる。


けれど、そんな『幸せ』の陰には落とし穴がある。
自分自身や周囲に甘え、落とし穴に落ちていることに気が付かない女ほど、それに気が付いた時、それは自分のせいなのに、人のせいだと、私は被害者だと自分を棚に上げて泣きわめく。


幸せというものに浸りきり、落とし穴に落ちていることにさえ気が付かない惨めな女にはなりたくない。


専業主婦が悪いわけではない。
いざというときに何もできない、
けど、起きている現実を人のせいにしかできず、
気持ちが離れたから離婚したいという相手に再構築をせがみ、ATMは絶対に手放さないという旦那に依存した、髪がボサボサの疲れた姿のおばさんではいたくないのだ。