結論から言うと、離婚はできていない。


離婚届を突きつけてから、昨日までの間に3回話をした。日常は家庭内別居のような形だ。


3回話してわかったことは、
3回も同じことを話さないと、旦那はことの重大さに気づかないアホだったということ。


ただ、それはうちの場合に限らず、誰でもそうなのかもしれない。
1回目の話では、どうせ口だけでしょ?
2回目の話では、俺はこういう考えだし、
お前のことをこんなに思ってやってるんだけど?
そして3回目の話では、終始死にそうな顔をして、無言。やっと出てきた言葉は、『怒ってる?』。


追い詰められた大人の、子どものセリフだった。


私は離婚を旦那に突きつけた。
それは、自分自身にも離婚を突きつけるということだった。その現実と私なりに向き合った。
それは想像以上に精神的に負荷がかかった。
彼なんて端から当てにはしていない。
いつも強気の私でも、その後の現実に対する不安が容赦なく襲ってきて、その一つひとつに、自分なりに向き合った。


不倫をしている人たちが離婚に踏み切らない要因の一つに、『離婚する』という現実を夫婦間でスタートさせた場合、金銭面、生活、情や面倒くささも含め、神経をすり減らす精神的なしんどさを極力避けたいというのも、自分が行動を起こしてみてわかるものだった。


特に、相手が離婚に応じず、ヒステリックになればなおさらだ。


いつだったか、彼に、離婚してから言ってくれない?って何かの発言に対して言ったことがある。


『わかった。離婚する!』


明るく無責任に言う彼を思い出したら、
笑ってしまった。


たぶん、不倫をするならそのくらいのほうが
楽しく長続きするのかもしれない。
もともと無責任な者同士なんだから。

人生は本当にタイミングなんだとつくづく思う。



旦那の前に長年付き合っていた彼とは、なかなか結婚には辿り着かなかった。
お互いに歩む道が違いすぎて別れたあと、旦那に出会い、エスカレーターに乗ったかのようにスルスルと結婚し、新婚生活が始まった。


しかし、結婚してすぐからずっと私は寂しかった。
旦那の行動やこころない言葉にも傷ついてないふりをしていた。
ただその寂しさや悲しみに、いつかはそれが笑顔に変わる日が来るだろうと思っていたけど、そんな日はいつまでたっても来なかった。


待つだけじゃなく、自分からもアプローチしてみた。
でもダメだった。


離婚を考え初めた時は、それが今だ、という流れではなかった。実行するのには気持ちも弱く、動きづらい日常生活だった。けれど、結婚して約6年、もう辛抱しなくてもいいんじゃないかと、また旦那のこころない言葉でハッと気づいた今、なぜかうまく動きやすい流れができている。


だから昨日は自然と体が動いた。


昨日離婚届を区役所でもらい、夜、旦那に、自分の署名と捺印をした離婚届を渡した。


今までできなかったことがスルスルとできた。
やる気がなかっただけ、というのともまた違う。
でも、これから先が重要だ。
今は旦那に署名や判子を押してもらうこと諸々。
ただそれだけ。
他に何もいらない。



今日までの約1か月半、

週に1回連絡が来るくらいだった。

 

 

そんな連絡に、つんけんすることなく、

昨日も連絡があったかのように普通に返していた。

 

 

最初のころは多少不安になったものの、

彼は大きなプロジェクトで忙しく、

私はキャリアアップのための勉強に忙しくなり、

自分が忙しいと、彼のことも理解できるため、

そんな不安も解消されていった。

ただ、いつ別れ話をされても言いように、

心の準備も同時進行でしていったのは確か。

 

 

それより今は、

自分が勉強をしていると、仕事人間の彼が、

今は仕事を頑張っていることを十分理解できるし、

応援をせずにはいられない。

 

 

自分軸で毎日を過ごすことができないと

この関係は続かない。

そして、どうすれば、彼が私のことを考えるか、

関係を続けていたいと考えるかも考えないといけない。

それができないなら、この関係はそのうち終わるだろう。

男はめんどくさい女が嫌いだからだ。

不倫という関係ならなおさら。

 

 

あと、、、

自分軸でいることの他に、

不倫は、女性がのらりくらりとしていることが、

うまく行くのかもしれない。

 

 

のら~りくら~りとね。

たぶんね。

「休みが取れたから、都内はいつでも行けるし、1泊2日で関西に行こうよ」


と主人が言ってきた。
都内はいつでも行ける?
言動と行動に相違があるようだけど、
発言した張本人は気がついていないらしい。


私に、離婚したい、あなたとは無理、
と言われて色々考えることがあったんだろうけど。


関西で特にあれをしたい、これをしたい、
これを食べたい、というのはないようで、
「旅行に一緒に行く」ことで、
罪を償っているようだ。
だから、計画はすべて私に丸投げ。


そんな薄っぺらい償いなんていらないんだけど。


あー。せっかくの関西なのに
めんどくさいなー。


二週間ちょっとぶりに彼から連絡が来た。
「連絡できなくてごめん。
    携帯をすごく怪しんでて…
    もう少し待って。今度話する。
    ちゃんと会おう。
    別れ話じゃないよ」


ん?一体なんの話があるのだろうか。
奥さんからの疑いや攻撃の話なら、別に…。


一日中携帯を監視されてるのか、と思ったけど、
仕事も忙しいけど、まぁ連絡する気になれないくらいの攻撃を奥さん受けてるんだろうと予想すると、やっぱり、家庭の安定あっての不倫なんだと改めて思う。


こういう連絡さえ取れない時間や期間があると、
不倫カップルは燃え上がるのだろうか。
私は反対にどんどん冷静になっていった。
奥さんに攻撃されるめんどくささや、
しんどさを終わらせるために、
戻るべき場所へ帰るのが、ファンタジーじゃなく
現実だと静かに考えていた。


連絡先も一ヶ月以上来ないだろうと
予想してたら、割とすぐに来たと思ったくらい。


でも、彼は今のところ違うようだ。
どんなに奥さんに疑われ、攻撃されても
不倫をやめない人はやめないものなのだ。