シェリーの熱中症事件 | 浦壁多恵オフィシャルブログ

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ミュージカル女優「浦壁多恵」のブログです。

前回の投稿は、マザーテレサが終わった時。
あれからブログを書けなくて、今日まで来てしまいました。
昨年12月あたまの父の脳梗塞から心臓手術、たくさん家族で支えあって、自分の仕事や体のこと、いろいろやっと落ち着いてきたころで、そろそろブログ書きたいなぁって思ってたのですが、こんなに書いてないから何から書けばよいのかなんて思ってました。

そんな時、愛犬シェリーの熱中症事件。あまりにも突然で、想像もしてなかったことで、自分の無知さにすごく反省もして、ブログが書きたくなりました。

 

今年夏の暑さは本当に異常ですよね。台風もすごいし、各地で大変な被害が起きている。家の方は大きな被害もなく、暑さとの戦いだけで変わりない日々でした。シェリーの朝晩のお散歩も気温だけではなく地面の暑さも気にかけてるつもりでした。でも、つもりだけで、きちんとした徹底管理にはなっていなかったです。熱中症は飼い主がしっかりしていれば確実に防げるのに、私は防ぐことができなかった。

犬にとって、この暑さは人間の何倍も辛く、地面からの照り返しや地面の暑さ、本当に辛いものだとは分かっていました。しかも犬は普通は靴をはかないし、地面からの距離も近い。そんな夏の日のお散歩は当然、昼間はさけ、朝の早い時間か夕方日が落ちてから。でもジャックラッセルテリアのシェリーは運動が必要なため、長くお散歩に行った方が良いと思っていて、太陽が落ちていれば大丈夫と思ってけっこう運動もさせてしまっていました。もう一つ肝心な、湿度を完全に見落としていました。その日は曇っていたし暑さもいつもより軽く感じていました。夕方、雨が降りそうだったので、いつもより少し早い時間にお散歩に出て、その帰り道、シェリーは急に動かなくなり嘔吐をくりかえし、近くの病院にかけこむことに。舌も歯茎もお腹も真っ白になって、熱は40℃越え。みるみるぐったりしていって、冷却や点滴など治療が始まりましたが、そのまま入院になり、かなり危ない状態にまでいってしまい夜中と早朝にも先生からの電話で病院にむかい、一時は最悪の事態も覚悟しました。でも先生たちの懸命の治療とシェリーの頑張りで、幸い、少しずつ回復に向かうことができて、4日間の入院から昨日の夜に退院できました。今は自宅療養、安静で、通院治療です。肝臓の数値などまだまだ異常値だし、2週間くらいはお散歩禁止などなど、まだこれからも油断できないですが、回復に向かうよう全力でサポートしたいです。本当に自分の勉強不足に反省しています。この時期のお散歩は15分くらいでも良いそうです。それと温度だけでなく湿度の高い日は危険だそうで、ワンちゃんが口でハァハァしても体内の温度が下がらないから気をつけなければならないそう。サウナの中で毛皮きて、運動してたみたいなものだったんだと、考えただけでもゾッとします。汗をかけないワンちゃんになんて危険なことをさせてしまったんだろう。

今回は発症から病院での治療までの時間が早かったから助かったけれど、治療が遅かったり状況によっては命を落とす場合もあるという。本当に恐ろしい病気です。熱中症、かなり甘くみていました。人間もそうでうすが、正しい予防を知って、私たち人間も、動物たちのことも、守らなければと思いました。

今はシェリーにつきっきりで様子をみています。
一時はシェリーがこのままいなくなってしまうんではないかと思い、何も手につかずとても怖かったけれど、こうして、今彼女を見ていられることが本当に幸せです。
今回、治療をしてくださった動物病院の先生やスタッフの皆様には本当に心からの感謝の気持ちでいっぱいです。診察時間外、休診日なのに朝早くから夜遅くまで検査や治療をたくさんしてくださいました。何度お礼いっても足りないくらいです。そして、ツイッターなどでもご心配や、励ましのコメントもとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。二度とこのようなことにならないよう、気をつけていきたいと思います。