昨日のブログでご紹介したナラナヤン・クリシュナ氏が、どのような動機でそのような生き方を始めたのか、と推察した時に、「誰かの為に何かを行う」、という崇高ではあるが、案外誰しもが持つ素朴な欲求に行き当たる気がしました

人は誰もが、「誰かの為に生きたい」、という本能があるのだと思います
本能でなければ、誰もが持つ欲求、とでもいうのでしょうか
自分の為だけに生きるのではなくて、誰かの為に・・・と心が望むので、結婚をしたり、子供を産んだり、犬を飼ったりするのですよね

誰かの為に何かを始める・・・これは素晴らしいことです
どんな小さなことでも良いので、誰もが誰かの為に何かができる人になって欲しい、と思います

例えば、子育ては無償の愛です
子供に感謝されたくて子育てしている人なんていないはずです
この無償の愛の気持ちを持って他人に接することができれば良いですよね
そして、無償とは言っても、「ありがとう」の気持ちがいただけたら嬉しいですよね~
そこに生きる意味を見い出すこともできます
自分の人生でどれだけの「ありがとう」がいただけるか・・・これを思うだけで、十分に生きる力が湧いてきます

今、生きることに疲れていたり、生きる意味が分からなくなっている人がいたら、どうぞ勇気を振り絞って「誰かの為に何か」をしてみてください
必ずやあなたの力になる「ありがとう」の気持ちが返ってくるはずです
それが生きる活力になるはずです
自分の為だけに生きる生き方は無理があります
自分の心が、どこかで壁に突き当たるものです


 「自分の道を自分の力で歩ける人になって欲しい。
そして、自立した人生を歩む中で、できればパートナーも見つけて欲しい。
一人で歩むには、人生は長いし、寂しいと思う。
子供も持たないよりは持った方がイイと思う。
そして、これはママのお願いなんだけれども、どんな小さなことでもイイから世の中の為になること、例えば困っている人達の為に何かができる人になって欲しいと思っている。」

これは、私が子育て中に娘達に言ってきたことですが、今でも潜在意識の奥にしみこんでいるはずです
子供達は言葉の吸収が著しいです
むしろ、親からかけられる言葉をいつでも待っているようにも見えます
生きる上での指針なり指標を欲しているようにも見えます
ですから、親御さんは、人としてどう生きたらいいのか、生きて行く上での根幹となる言葉を沢山浴びせかけてあげて欲しいな~と思います

クリシュナン氏のようには生きることができなくても、どんな人に対しても心は寄り添うことができますよね
それが人としても思いやりです
これからの子供達が全員深い思いやりの心を持ったなら、必ずしやいつの日か地球上は愛であふれることでしょう
平和な世界になって欲しいものです


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              (ウチのぷりんさんとまさおくん♪)