手術室に呼ばれたと思う。
時が経つのは早い。
婦人科系の臓器というものは、個人として生きていくには必要の無い臓器。
側から見たら「命が助かったんだから、結果良かったじゃん。」‥私もそう思う。
けれど私と一緒に誕生して、私と一緒に生きて来た臓器。
姿形を見た事は無かったけど、並々ならぬ愛おしさが子宮にはある。
子宮だけではなく他の臓器にも、私の体の全てに愛情がある。
何事も無ければ、いつかこの世で命を終えた時。
一緒に火葬されたのに。
子宮だけ、廃棄物として処理されてしまった。
ごめんよ、子宮。
そんな事考えても、意味なんか無いのだが。
今、病院の待合中。
そんな事を思った。
今日も生きている事に感謝です。