「人間という猛獣を抑え・導いてきたものは何か?
太古に於いてそれは残忍で盲目的な「暴力」であり、
現代では「法」という偽装しただけの同質のそれである。
この摂理に則り、我々は正義とは力にあると結論する。
今日の国家の手の中には、
報道機関という人々の思想を左右する力がある。
言論の自由という思想がその成果を生み出すのは、
報道機関においてである。
しかし、ゴイムはこの力を活用出来ず我々の手に落ちた。
我々は報道を通じて、世界に影響を与える力を得たのである。
我々は、報道機関を通じて、
我々が密かに促す世論と称するものによって、
我々が広く考えている計画が、
好む方向に行動を起こすように、
ゴイムの政府を強制しなければならない。
大衆自身が、
彼らが何をしようとしてるのかわからなくする為に、
我々は、娯楽等で、大衆の気をさらにそらす。
近いうちに、我々は報道機関を通じ、
芸術や汎ゆる種類のスポーツの競争を提案し始めるだろう。
これらの関心事は、
我々が彼らに対抗せざるを得ないような問題から、
彼らの心を最終的にそらす事になる。
全てを飲み込む恐怖は、我々から生まれるのだ。
我々は、汎ゆる意見、汎ゆる教養、
復古的な君主主義者、デマゴーグ、
社会主義者、共産主義者、
そして汎ゆる種類のユートピア的夢想家を、
支配下においている。
我々はある日突然、
世界の汎ゆる場所で一斉にクーデターをおこし、
我々の王国を建てるだろう。
そしてその後は、
最早同じような陰謀が生まれ得ぬよう、
我々は容赦なくこれに反対する者を、
殺害しなければならない。」