ビッグバン→宇宙ができた
とするのなら…
つまり、人間も動物も植物も自然も、
もともとは1つのものということになります。
人も動物も植物も自然ももともと1つで、
人はかつて右脳(脳の無意識の領域)で
動物や植物とコミュニケーションを取っていました。
ところが言語を使うようになり、左脳が発達したことで、
右脳の機能が衰え、動物や植物とコミュニケーションを
取る能力が弱まったのです。
意識的には人は独立していると感じているかもしれませんが、実際は動植物ともつながっています。
「思考の法則」は、私たちはお互いにつながっていると言っています。
このテーマには誰もが共感します。アメリカのオバマ大統領も、就任演説の中で、「私たちは1つである」というスローガンを使いました。
団結という気持ちは、ワールドトレードセンターとペンタゴンが攻撃されたアメリカ同時多発テロの後、アメリカ中の空気の中に強くありました。
中国の四川大地震、インドネシアの津波、チェルノブイリの惨事などの後も、人々は圧倒的なつながりを感じました。
私たちは鎧を脱ぎ捨てて本当の自分の姿を互いの中に見ます。男性や女性の顔を見つめ、年齢に関係なくそこに傷つきやすい子供を見るのです。まったく見知らぬ人ともお互いにつながるために、抱き合ったり肩や背中をたたき合ったりします。
このような時、私たちは互いにそんなに違いはないのだと気づきます。
私たちの基本的な部分はみんな同じです。
私たちは誰もが同じ空気を吸い、誰もが住む場所を必要とし、誰もが食べ、そして寝なければなりません。
いずれは誰もが死んでいくのです。
災害時だけでなく、普段から「お互いに違いはない。つながっている」ことに気づくことが大切なのです。