ゴンとの馴れ初めは「痩せっぽちな犬」にありますが
ウチの子になってからゴンは
昼間は父と一緒に仕事場で過ごしてました。
父は干し芋が好きでお茶の時間によく食べていたせいか、ゴンも干し芋が大好きでした。

父とゴンのそんな時間が3年目に入る頃
父の末期膀胱癌が見つかり
それから1年後に亡くなりました。
父の出棺の時には、ゴンは思いっきり天に顔を上げ遠吠えして見送ってくれていた。
細く悲しげな遠吠えだった。
さよなら言ったんだね、ゴンちゃん。
見送ってくれてありがとうね。


父の喪が明けた年の夏、沼田の塩河原温泉へ
ゴンと母と一泊旅行に行きました車
3人のニャン'sはエアコンONにしたままお留守番組。
従姉妹にお世話をお願いしました。

今は時代の流れと共に閉館してしまいましたが
「渓山荘」というペットと一緒に泊まれる旅館です。
古びた、でも清潔感漂うとても素敵な旅館でした。
ゴンは入れないけど、温泉は少しとろみがあって
ツルツルつる子になれて凄く良かった!
美人の湯だったらしいです。


待合の外カフェで
やっと着いたね




旅行だからとゴンにTシャツをリメイクして服を作ったけど
「⑤  想い」の写真を見て貰えばわかるように
下手で肩がずり落ちてしまうので即却下になりましたショック
変わりに赤いバンダナでゴン用にバンダナを縫って
なんとか決まりました照れ
ゴンは赤が似合ってたな〜

いつもより長いドライブ、途中パーキングに寄り
散歩をしベンチで休んで、人や車が行き交う多さにビビってたゴン。
大人しくぴったり寄り添いお座りしてました
いい子いい子おねがい

ゴンにとって初めての旅館は
最初は部屋の隅から動けなかったけど、
一眠りしたら慣れ始めたのか
布団の上をピョンピョン飛び跳ねて
とっても嬉しそうだった!
私が布団に潜って、かくれんぼもどきをすると、
ここだっ!と目掛けて飛び乗ってくる。
楽しかったルンルン痛かったけど笑い泣き

夜もあまりの興奮に眠れなかったみたいで
窓から外を覗いたり、私の腕をチョンチョンしてきたり、添い寝してきたりしていたおねがい


長旅疲れたねzzz




この旅館を選んだのは、冬は近くにスキー場があるからか、周りが森林だったのと、近くにゴンの好きな川が流れていたから。
朝の散歩には河原へ行って自然を満喫させました。

帰りには沼田の道の駅に寄りゴンと遊んで帰りました。
ちょびっとソフトクリーム食べたねソフトクリーム
ちょびっとソーセージ食べたねホットドッグ左ホットドッグ右

ゴンはニャン'sと4人だったから、いつもは出来ない母と私を独り占めさせてあげたかった。
父が居なくなって、ゴン自身も寂しい筈なのに、
母と私を元気づけてくれてるゴンへのご褒美でした。

また来ようね犬と言ってて
それきり行く事が出来なかったけど
ゴンの中で思い出として輝いてくれてたら嬉しいなドキドキ

でも満足したのは母と私だけだったかもにやり
ゴンは疲れちゃったみたいです。






ゴンちゃん
想い出ありがとうハート