
ゴールデンウイークまっただ中、今春シーズン最後の釣行だ。高速道路はいつもより乗用車が多い。パーキングも車でいっぱいだ。西湖も浜にはたくさんのテントがられていた。何もこんなに船付き場の近くに張らなくても良いのに・・・
天候は雨こそ降っていないが雲が厚く、先週ほどではないが風が強く湖面が波立っている。
表層に魚が浮いているのではないかとの予測から、ペラ仕掛け2本竿にハーリングの1本を加えて出船したがこれが間違いの元・・・(ハーリングはおもりをつけずドジャーとスプーンだけの仕掛け)
出船してすぐ3匹ほど浜の家ブイ前で釣り上げるが、風に流されターンした時にハーリングの仕掛けと他の竿がオマツリ・・・調子の良い出足だったのにとんだロスタイムをくらった。
向い風の中西へ船を進めるが、湖中心付近は泡だらけ。泡の中を物見堂沖へ向うと泡の中で良型の放流ものが何匹か釣れた。棚は10~13メートル。その付近を風に流されながらうろうろしていると、今までにない大きな食い上げ!80号おもりをがんがん食い上げてくる!食い上げに負けないようにハイスピードで巻き上げると、あと5メートルのところで強い引き込みに竿を伸される。サクラマスか?今までにない引きに、慎重に対応し、何度か竿を伸されながらタモに入れた。思ったよりは大きくなかったが、元気な銀白色の33センチだった。
さらに良型を何匹か釣り上げ、今度は揚げ物用の小型をゲットすべく、胴付き仕掛けにチェンジ。小ジラ沖であたりはあるのだが今日はなぜかばらしが多い・・・シーズン当初から使っている仕掛けなので、針先が甘くなっているかと、研いでみたがたいして変わらず・・・それでも狙いどおり小型をゲットして行くと、エレキの方から「ブチッ!」と異音が・・・エレキを上げてみると、釣り糸が絡んでいる。自分の仕掛けは何ともないので、どうやら流れてきた釣り糸か、根掛りして切ってしまった釣り糸が漂っていたのか・・・全く今日はついていない・・・釣り糸を回収しようとしたが、プロップレンチを持ってきておらず、全部は回収ができない。このままエレキを回していては故障しかねないので、手漕ぎにチェンジ。風に流されながら釣りをする。午後になり風はいくぶん弱まったので、手漕ぎには絶好の気候だ。どんどん西風に流され、先ほど大型を釣った付近で、良型を何匹かゲット。さらに流され、浜の家ブイ手前で大きな群が魚探に映る。ここで良型2匹を追加し終了した。
今春シーズン最後の釣行にしては、トラブルが多かったが、まずまずの釣れ具合だった。放流ものもどんどんひれが大きくなってきており、秋が楽しみだ。先秋から湖はかなり減水しており、水質はあまり良くない。また透明度の高い西湖に会いたいものだ。
帰りの高速は大渋滞・・・疲れました・・・また秋にお会いしましょう。