「心を汚す三毒」欲望、怒り、迷い。

ですが、これは

色（茶色の色です）の立場からの　欲望、怒り、迷い　は

潜在意識に錯覚ベクトルを発生させて、それが苦しみの原因に

なるということで、その苦しみを｢一次的事象の苦」と言いました。

しかし

色（ピンクの色です）の立場からの　欲望、怒り、迷いはありません。

欲望らなば、世の中のために、社会、家族のために頑張り努力したい欲なので、

それは潜在意識を汚す欲望ではなく、超越人格の導きにそった応援を得られる

ことなのでそれは統一ベクトルといいます。

怒りにしても、ホントの悪に対しての怒りであれば、それは超越人格の怒りです。

ホントの悪に対して怒りの感情が起こらないとして、そのことに対して

｢一次的事象の苦」を感じるならば、高度な感性による苦でしょう。

色（ピンクの色です）と色（茶色の色です）の違いは　

→完成の章＿空不異色　に書きました。

空の次元にある霊としての自分、真我(神我）と、

物質世界のこの世で生きる自分です。

さて、ここで

色と　色は　高次元の自分と物質世界で生きる生身の体を持った自分と

フラクタル構造関係です。

フラクタルとは時間や空間、次元の異なるものが同じ性質なり、相似なりで、

共振、共鳴、しうる関係であるという意味をもった言葉で、岩根先生が、

般若心経の世界観を表現するに欠かせない語句として使われた言葉です。

「般若心経」解読シリーズでは、フラクタル共鳴、フラクタル結合、

フラクタル深度、といった語句が頻繁に使われております。

最初は、どんな意味かと多少戸惑うかもしれませんが、同じ性質のものだ、

くらいの理解でいいと思います。

私も、とても便利で、読んだ方にもイマジネーションをかき立てるフラクタル、

ここのブログでも使っていきたいと考えております。

読者の皆様も、新しい語句でしょうけど慣れていってもらいたいと考えてます。

色と　色がフラクタル共鳴することが般若波羅蜜多の行であり、

瞑想とは、そうしたフラクタル共鳴を求めて行うことです。

――↑を読んで、なるほど、と理解できたなら、OKです――

キリスト教では、人間とは「神の子」である、

とイエスの言葉。

しかし人間は全て罪人であるとも説かれています。

そこで「神の子」の人間を色（ピンクの色です）と考えます。

全て罪人である人間を色（茶色の色です）と考えたとします。

色と　色がフラクタル共鳴することで罪人である人間は

「神の子」の性質を持つ人間になる。

そこで共鳴するには思考のベクトルが同じ方向であることが必要。

色は神の思考です。

色は罪人の思考です、ですので、思考のベクトルを神の方向に向き直し、

神とフラクタル共鳴することで人間は「神の子」に成れる。

なんか、キリスト教と般若心経ってフラクタルな関係にありますね。

「統一行」としての瞑想とは、高次元意識と

フラクタル共鳴させる事です。

→主体の意識に共鳴させる統一行

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完成の章＿フラクタル共鳴