まず最初に
皆さん
「箱入り娘」って
分かりますよね?
お菓子の詰め合わせ
じゃありませんから
(笑)。
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ある小さな町に
「モーサテ」という
お家がありました。
そこの「箱入り娘」は
み~ちゃんでした。
家の人たちは皆
み~ちゃんが
むやみに外に
出ないように
大切に育てて
います。
今年の1月に
えみちゃんという
女の子が
この家に引っ越して
来ました。
「さあみんな
今日から
この家に来た
えみちゃんだ。
かわいがって
あげてほしい。」
えみちゃんは最初
この家に馴れません
でした。
でも
家の人たちが
いつもえみちゃんに
優しくしてあげたので
えみちゃんには
次第に笑顔が
見られるように
なりました。
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「この家は暖かくて
おいしい食事もあるし
温かいベッドもあるし
ずっとこのまま
ここにいたいけど
たまには
他の子たちのように
外に出て遊びたいな…」
えみちゃんは
ある日そう
言いました。
それを聞いた
家の人たちは
えみちゃんに
言いました。
「今回だけだよ。
思いっきり
外に出て
遊んでおいで。…」
「今回だけだなんて…
もっと好きに
遊ばせてあげれば
いいのに。
私はその方が
うれしいわ。」
「…でも
えみちゃんの家は
ここなんだから
必ず夕方には
帰って来るんだよ。」
「うんわかった。」
えみちゃんは
そう言うと
駆け足で外に出て
行きました。
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その後何度か
えみちゃんは
外に出たがり
ました。
家の人たちは
その都度許して
いましたが
ある日
えみちゃんに
こう言いました。
「えみちゃんの
お家はどこ?
ここだよね。
ここにいたかったら
ずっといていい。
でも
いつも外に出て
遊びたいのなら
この家から出て
行きなさい。
えみちゃんが
自分で住むお家を
みつけて
食事やベッドを
買って
全部自分で
やらなかれば
ならない。
えみちゃんは
まだ小さいのに
そんな事が
出来るの?」
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時が過ぎて
えみちゃんは
この家から
出て行く事に
決めました。
「皆さん
私に温かくして
下さってありがとう
ございます。
もう私
自分で家も
探せるし
食べ物もベッドも
私が買います。
だって私は
23歳ですから…」
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えみちゃんが
この家に来た
時にいた
み~ちゃんは
えみちゃんが
大人になってからも
ずっとこの家に
いました。
「み~ちゃん
どうしてずっと
この家にいるの?」
「私だって
小さい頃は
他の女の子たちと
同じように
外に出て
遊びたかったけど
やっぱりこの家が
一番いいって思って
…ずっとここにいます。」
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中原みなみさんと
古旗笑佳さんに
このお話を
お送りします。
僕がずっと
思って来た事…
お手紙や
このブログや
SNSのコメントに
書いて来た事…
そして
これからの
お二人に
伝えたい事…
…を
全てこのお話の中に
詰めたつもりです
。
※この次に
もう一つ記事が
あります。