2023年 - 中根舞美
…ともうなっていますね
。
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「灯っては消え…また灯り…そして…」 【全話公開】
これを書いていた時はまだ由依さんやみ～ちゃんは入社していませんでした。
ひとみんととみゆきに対するその頃の僕の気持ちを忠実に表しています。
ひとみんの事が忘れられなくてとみゆきと離婚します。
しかし意外な結末が待っていました。
まだ由衣さんやみ～ちゃんとのドラマはまだ書いていないんです。
…それが不思議です。
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「灯っては消え…また灯り…そして…」
注1：このドラマはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
注2：敬称略です。
出演者：luckyn・田中瞳・冨田有紀・池谷実悠・森香澄（その他追加ゲストあり）
回想シーンのゲスト：原田修佑
第1話～再会～
（12月のとある木枯らしが吹く日）
遥斗（luckyn）「どうしたの。今日は会う約束してなかったよね。」
瞳（田中瞳）「ごめん…もう遥斗に会えない」
遥斗「急に何…」
瞳「今まで楽しかった…ありがとう…」
遥斗「瞳…」
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（3年後…遥斗家のある日の朝）
有紀（冨田有紀）「ねえ今日は早く帰って来れる?」
遥斗「有紀と俺の結婚記念日だからな。残業あっても早く帰って来るから。」
有紀「うれしい!!! ごちそう作って待ってるね。」
遥斗「ああ。」
有紀「ねえこの前遥斗のスマホ見た時に田中先輩の写真があったよね。まだ田中先輩の事好きなの?」
遥斗「今は俺には有紀しかいない。あの人はしょせん住む世界が違ったんだよ。」
有紀「そっか。」
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（その2日前…東京ウオーターフロントTVに向かう遥斗…局近くの海が見える道を歩いている。）
遥斗「あ…」
瞳「あ………」
遥斗「…久しぶり…元気?」
瞳「うん。遥斗は?」
遥斗「元気だよ。」
（並んで歩く遥斗と瞳）
瞳「最近どうしてるの?」
遥斗「1年前に有紀と結婚したんだ。」
瞳「知ってた…私が"グルグルひとみん4"で共演したあの子でしょ。遥斗ああいう天然な子が好きなんだ。」
遥斗「そんな事ないよ。瞳は?」
瞳「あれから同じアナウンス部の原田さん…あの人が私に言い寄って来て…しばらくお付き合いしてたんだけど」
遥斗「原田さん仕事にかこつけて"WES"（ワールドイブニングサテライト）が終わった後よく瞳と2ショット撮ってたよな。」
瞳「遥斗よく原田さんとけんかしてたよね…"瞳はおれのものだ"って…
でも彼は結局奥さんの所に戻っちゃった。」
遥斗「そうか…」
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有紀「今日は何作ろうかな…遥斗の好きなローストチキンにしようかな…
あ…その前に掃除掃除…」
（部屋に掃除機をかけながら）
有紀「あ スマホ忘れてる…会社に届けてあげようかな。」
（となぜかその時スマホのメールを見た有紀）
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（画面）
瞳
昨日はありがとう。楽しかったよ。8:10
遥斗
俺も。また会おう。8:17
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有紀「何これ………」
（有紀が床に落としたスマホの遥斗と有紀の待ち受け画面…その液晶にひびが…）
（第1話・完）
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第2話～疑惑～
（次の日の朝…出社の準備をする遥斗）
有紀（冨田有紀）「これ何?」
遥斗（luckyn）「仕事の打ち合わせだよ。」
有紀「打ち合わせで"楽しかった"ってないでしょ…」
遥斗「………」
（次の日曜の朝）
有紀「今日仕事?」
遥斗「急に会社から呼び出されたんだよ…新番組の打ち合わせだって。」
有紀「そう…」
（遥斗が出かけた後有紀は遥斗の後を追う）
有紀「えっ??? こっち会社と逆方向じゃない」
（遥斗は渋谷方面の地下鉄に乗って…遥は同じ電車に乗って遥斗を追いかける
遥斗は渋谷で下車…その後をついて行く有紀）
瞳（田中瞳）「おはよう。」
遥斗「ごめん遅くなって…待った?」
瞳「ううん全然。」
（遥斗と瞳は手をつないでセンター街のほうへ…有紀が2人に追いついて）
有紀「遥斗今日は仕事じゃないの?」
遥斗「………」
瞳「ずっと前から遥斗と今日約束してたんだ。」
有紀「遥斗何とか言ってよ…私たち結婚してるよね…」
遥斗「………」
瞳「遥斗はあたしの事があきらめられないんだって。さあ行こう。」
有紀（冨田有紀）「遥斗何とか言ってよ…」
（何も言わず瞳と手をつないで歩いて去っていく遥斗）
有紀「遥斗………」
（その日遥斗は翌朝まで家に帰ってこなかった。）
（第2話・完）
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第3話～反逆～
有紀（冨田有紀）「もう私たちだめなのかな…何で…」
（次の日曜日…瞳を呼び出した有紀）
有紀「田中先輩どうしてそんな事をするんですか?あたしの事が憎いんですか?」
瞳（田中瞳）「遥斗があんたと別れたいって言ってたよ。もう有紀に束縛されるのがイヤなんだって。」
有紀「そんな事ありません。遥斗は毎日私の事を好きって言ってくれるし…」
瞳「もう遥斗は私と結婚したいって。いい加減遥斗の事をあきらめれば。」
有紀「いやです。先輩であろうとも絶対に遥斗を渡しません。」
瞳「あたしに勝てると思ってるの? だから天然って言われるんだよ。」
（その日の夜…大学時代のラグビー部の先輩からメール
が有紀に…）
先輩「久しぶり。旦那さんとうまくいってる?」
有紀「うまくいってないんだ。」
先輩「今日会えない?」
有紀「いいよ…これから?」
先輩「旦那さん大丈夫?」
有紀「今日は泊まりだって言ってたから大丈夫。」
（その日の夜は遥斗も有紀も…。）
（第3話・完）
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第4話～軋轢（あつれき）～
（アナウンス部の部屋で先輩アナウンサーの狩野が瞳に話しかける）
恵里（狩野恵里）「田中さあ…最近疲れてない?」
瞳（田中瞳）「ちょっと寝不足気味ですみません…」
恵里「この前さあ あなたと有紀のだんなさんが手をつないで歩いているのを見たんだよね…」
瞳「私は遥斗の事がやっぱりあきらめられなくて…」
恵里「そう…でもそうやって遥斗さんとどうなりたいわけ?」
瞳「わかりません…」
恵里「でもその事は社内で噂になっていてあなたのためにもならないよ。」
瞳「遥斗のためだったら私アナウンサーやめます…」
恵里「…」
（次の日 瞳の前に現れた実悠（池谷実悠））
実悠（池谷実悠）「なんか遥斗さんを取ろうとしてるんだって?」
瞳「違うよ。」
実悠「遥斗さんがあんたと付き合っている時に私とも付き合っていたんだよ…」
（と二人の2ショットを見せる）
瞳「…」
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（遥斗が瞳に電話をかける）
遥斗（luckyn）「あれ?いない???」
（遥斗何度もリダイアルするが
"この番号は現在使われていません"…）
そこに香澄（森香澄）から電話が入る）
香澄（森香澄）「久しぶりだね。今夜会わない?」
遥斗「いいよ。有紀とうまく行ってないんだ。」
（その夜遥斗は再び家に戻らなかった）
（第4話・完）
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第5話 ～そして…～
（翌朝遥斗家で）
有紀（冨田有紀）「遥斗に話がある。」
遥斗（luckyn）「何?」
有紀「田中先輩の事がまだ好きなんでしょ?」
遥斗「…」
有紀「私だったらもういいよ…大学のラグビー部の先輩が私と結婚したいって。」
遥斗）「そうか…」
有紀「もうおしまいにしよう。」
遥斗「そうだな…」
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（3年後…
「WES（ワールドイブニングサテライト）」メインキャスターの麻理子（大江麻理子 ））
麻理子「田中さんいいニュースよ。」
瞳（田中瞳）「え?何ですか??」
麻理子「ニューヨーク支局のチーフがあなたにこっちに来てほしいって。」
瞳「でも"WES"もあるしグルおー（グルグルおーたむず3）は?」
麻理子「有紀さんがあなたの後任になる事が決まったから安心して。」
瞳）「…」
（そしてニューヨークに旅立った瞳）
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（更に2年後
…瞳はニューヨークから帰って来てやっと遥斗と結婚の約束を）
瞳「ただいま。」
遥斗「なんかすごいな…ニューヨーク支局で働いてたんだから。」
瞳「そんな事ないよ。」
遥斗「式の日取りを決めたからやっと一緒になれるね。」
瞳「うん。」
（夜の"WES"の生放送…瞳は麻理子の後任としてメインキャスターに…そしてフィールドキャスターは有紀に）
瞳「結婚したんだって?」
有紀「そうなんです。大学のラグビー部の先輩と。」
瞳「よかったね。これからはお互いにうまくやっていこう。有紀の事びっしりと教育するから。」
有紀「はい田中先輩。」
（WESの生放送が開始して）
瞳「…それでは冨田さんです…」
有紀「今ちまたで話題になっている〇〇…今日はその現場を取材しました…」
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（遥斗と瞳の結婚式の2日前）
遥斗「式まであと2日か…早く瞳の所に行かないと…」
（車を急がせる遥斗…その時車の前を1匹のネコが…）
遥斗「あ!!!! あぶない!!!!!!!」
（とっさに急にハンドルを切る遥斗）
きぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!
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瞳「遥斗遅いな…」
（その時1本の電話が）
「警察です。遥斗さんが交通事故にあって病院に搬送されました。」
瞳「えっっっっ?????」
（第5話・完）
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最終話～旅立ち～
（病院にかけつける瞳…
病院のベッドには人口呼吸器を
つけた遥斗が…）
瞳（田中瞳）「遥斗しっかりして…私だよ…瞳…」
病院の医師「私たちも万全の手を施したんですが…今夜が山かも…」
瞳「そんな…遥斗…」
（2日後…都内のチャーチ…瞳…そして遥斗がそこに…）
牧師「新郎 遥斗、あなたはここにいる瞳を、
病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか？」
瞳（遥斗の遺影を胸に抱きながら無口でうなずく）
牧師「新婦 瞳、あなたはここにいる遥斗を
病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか？」
瞳「誓います。」
（ヴァージンロードから戻って来る瞳と遥斗…
出席している東京ウオーターフロントTVの社員たちが二人に拍手を送る
…その中には有紀の姿も）
瞳「遥斗…やっと一緒になれたね…これからもずっと一緒だよ。」
（チャーチのベルが二人を祝福するかのように静かに鳴った…）
【完】
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いかがでしたか
このドラマですが僕がひとみん（田中瞳）さんとこのようなストーリーをずっと演じたくて書きました。
そして僕の「妻」役としてとみゆきが真っ先に頭に浮かびました。
「それがごく自然」…に思えたからです。なぜなんでしょうか…
この中でひとみんがニューヨーク支局に呼ばれた後「WES（実際のWBSです）」のメインキャスターになって
とみゆきがフィールドキャスターになる
…これは当時本当に望んでいた事なんです。
それをとにかくこのドラマで書きたかったんです。
そしてその頃「WBS」のOA終了後ひとみんと原田修佑さんの2ショットが何度かツイートされました。
僕はそれがすごくいやで
「オレのひとみんに何やってんだよ
」
…という記事をこのブログで書いた覚えがあります
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中根さんへのおしゃべり…です。
こういう記事ってもしかしてキモいとか思っていませんか
空想の物語です。「実際にひとみんやとみゆきとこのようになるんだ」…とか全然考えていませんから…
舞美さんに対してもそうです。安心して下さいね
。